幽霊 GHOST (유령) 6話 あらすじレビュー
2012.06.15 17:47|幽霊|
今回は反転ではなくて逆転。
「牛」のぎゃふん顔、見ものでした。笑
それにしてもキヨン、もっとウヒョンの生活についてリサーチしないとボロがでそう・・。


「牛」のぎゃふん顔、見ものでした。笑
それにしてもキヨン、もっとウヒョンの生活についてリサーチしないとボロがでそう・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウヒョンを逮捕しようとするクォンチーム長に、ソウルが大パニックになるのがわからないのか、と怒鳴るウヒョン。
「デヒョン」ハッカーチームからの攻撃になすすべない大韓電力の保安職員たち。
USBを通じてウイルスが侵入、インターネットに連結されてしまい複数の電力システムに外部のコンピューターから同時並行で攻撃が行われている。

そこに、ウヒョンとクォンチーム長が到着。
クォンも逮捕を後回しにして危機回避が先だと考えたよう。
組織内で閉じられてるはずのシステムに悪性コードが侵入した原因となったのがUSBだと伝え、これをウヒョンがぬきとる。

犯人のIPアドレスを追跡したウヒョン、中国、香港、韓国のIPアドレスに行き着く。
韓国のIPアドレスの実際の所在地が仁川のPCバン(ネットカフェ)。
ソウル市内は停電で大パニック。
警察庁ではDDoS攻撃への対応に要員をさかれており大韓電力への出動がままならない。チョン局長、いまはDDoS攻撃など問題ではない、大韓電力への出動させろ、と怒鳴る。
仁川の近くで渋滞にまきこまれいたガンミ、無線で知らされた犯人の所在地のネットカフェへ急行。
ほかの要員たちは大韓電力へ向かうが交通は完全マヒ。
保安部の責任者は、10分以内に攻撃をとめてシステムを回復しないと完全にブラックアウトで人の生き死にかかわる、とパニック。
ウヒョンが、対抗措置で先方を逆にハッキング攻撃することを思いつく。
カン博士に電話をして、DDoS攻撃のC&C(コントロール&コマンド)サーバーの位置を尋ねると、シンガポールの大学だという答え。そことの通信は遮断せずDDoS攻撃を阻止するな、と言い、博士を戸惑わせる。

ウヒョンはこのサーバーにハッキングをして、現在のDDoS攻撃の命令を取り消し、攻撃目標を変えさせる。「目には目を・・だ。」
電力会社への攻撃継続中のPCに向けて逆DDoS攻撃攻撃を開始、


「デヒョン」のハッカーチームが異常に気づき、リーダーの男、ワンがすでに十分だと中止したがるが、
黒幕の教授は焦るようすもなく、ほかにもIPは20もあるから、移動して続けろ、と命令。
自分もPCまえに陣取りウヒョンの攻撃に対応をはじめる。
好敵手あらわる、で、コンピューターおたく魂に火がついたのかしら。
ガンミは、目的のネットカフェを発見。
ビル内にはいるが、カフェは閉鎖されている。シャッターをゆする音でハッカーたちはびくっとするが、教授は平静に、まだ時間はあるから継続しろ、と。
新たなIPからの攻撃に対応しているウヒョン。
こんどは敵は電力自動化システムにまではいりこむ。
このシステムが停止すれば、発電所への供給電力が低下して原発で爆発がおきることになる、と。
身の毛のよだつ話にみな呆然となる。

ハッカーの教授が舌なめずりする表情でエンターを押そうとした瞬間。
ガンミ、ビル内のトイレでバケツに水をいれ、カフェ前の配電盤にいきなり水をかけ、停電を起こす。


間一髪で電力自動化システムへの攻撃は止まる。
喜び合う保安員たち。
ガンミがバックアップの警官たちを待ってネットカフェに突入するが、すでに逃げ出したあと。
危機が去ったとおもわれた保安室。ひとりが異常に気づく。
自動化システムをとめるプログラムがすでにローディングをはじめており止めるすべがない。ガンミが停電させた瞬間、すでに教授がエンターを押していた・・。

ウヒョン、しばらく躊躇するようなようすだったが、手持ちのUSBをさしこみ、間一髪でローディングを中止させる。
このときなんでウヒョンが躊躇していたのかわからなかったんだけど・・。
ふたたび安堵のためいき。
そのとき、サイバー捜査チームのメンバーたちがやっと到着。
その瞬間、モニター画面にハデスのサインが次々とあらわれはじめる。

ローディングを止めたのがハデスの悪性コードだったことがわかり、みなはとまどいを隠せない。
クォン室長、自縄自縛だな、とウヒョンの手に手錠をかける。

最悪の危機は避けたものの、機関施設の脆弱さを露呈させられた、今回のサイバーテロに韓国社会は震撼。
IT強国だと自認していた国がじつはIT弱国だった、と。
ウヒョンがハデスだという疑惑に
サイバー捜査チームのメンバーは動揺。

テギュンは、ウヒョンがネットで入手できるハデスの悪性コードを使うこともありえる、とかばおうとするが、ウヒョンが使ったのは公開されてないハデスのプログラムだった、と。さらにサンウは、ウヒョンがハデスのPCをつかってハッキングした件も証拠がある、と言う。
クォンチーム長はチョン局長と捜査局長に、キム・ウヒョンがハデスだ、と主張。
特殊捜査を要求する。
証拠品だったハデスのPCでウヒョンがハッキングしたという証拠が必要という話になる。
カン博士の報告。
電力会社でウヒョンが入力した暗証番号をCCTV映像で確認、それを韓国語表記になおし「コンピューター犯罪捜査隊1997」という暗証番号でハデスのPCは開いた。そしてそのログ記録をみると、ウヒョンが証拠室にはいった時刻からかんがえて、彼がチョン・ソウンのPCにハッキングした可能性が高い、との結論を伝える。
ウヒョンの味方だった捜査局長ももはや抵抗できず。
局長会議で結論を出すことに。
調査室に連れて行かれているウヒョンのもとにガンミが訪れる。


「すべて明かすしかないだろう・・。」とあきらめたようなウヒョン(キヨン)に、ガンミは「正気?なぜあなたがキム・ウヒョンになりかわったのか忘れたの?!」
爆発のときのウヒョンのことば、警察内部に犯人の同調者がいる、ということを思い出す。
会議に召喚されたウヒョン。
クォンチーム長が、ウヒョンがハデス本人しか知らない暗証番号を使いハデスのコンピューターでチョン・ソウンのPCに違法なハッキングを行った、と説明。

ウヒョンは、自らこれを認めたため、一同が驚く。
誰にもアクセスできなかったハデスのPCのハードディスク、CドライブとDドライブのそれぞれの暗証番号Y2KとCIHだと言い、それらが正しいことがわかる。
しかしそのあとウヒョンは、自分のオフィスのPCをもってきてもらい、そのCドライブとDドライブの暗証番号も同じだと言う。
実際にカン博士が入力するとアクセス成功。
一方、スンヨンは、警察大学に取材にいき、学生時代のウヒョンとキヨンのことを恩師に尋ねている。

ふたりはただ同期というだけでなく、寮でも同室の大親友だった。
(追記:ふたりに入学年は1999 年でした。m( __ __ )m)

Y2KとCIHは彼らが在学中の1997年頃にでてきた ウイルスで、ひとつはミレニアム問題にかんするもの、ひとつはチェルノブイリ事故の日になると自動的にハードディスクのデータを削除されるもの。これらのウイルスがふたりのおもちゃだったと。


ウヒョンは、サイバー捜査という同じ夢をもった親友ふたりが、これらウイルスの名称を、同じ暗証番号として使っていてもおかしくない、と主張。

ウヒョンの思わぬ反撃に焦るクォンチーム長、
「大韓電力で使ったハデスの悪性コードは?!ネットでは入手できないものだろう。」
しかしウヒョンは、落ち着いて、ハデスのPCでハッキングしたときにコピーしたものだ、と。そしてそのときにチーム長たちに言わなかった理由は、いまのように疑われたくなかったからだ、と。
さらに、ウヒョンはクォンチーム長がもし自分の立場ならどうしたか?と尋ねる。
「連続殺人解決のためハッキングしたり、発電所を爆発させない悪性コードを使ったが、あなたなら違法だからやらなかった、とおっしゃるのか。」と反撃。

会議の趨勢は完全に逆転。
クォンチーム長、呆然とすわりこんでしまう。
局長がウヒョンへの特別捜査を行うべきかどうか意見を問おうとしたとき、長官がはいってきて、電力会社の危機を救ったウヒョンを表彰する、と伝える。

会議なんかやるくらいヒマなのか、と一座を叱ってでていく。
一件落着。
部屋にふたり残ったウヒョンとクォンチーム長。チーム長は悔しいときのいつもの口癖、「こいつ気に入ったぜ」とつぶやき、ウヒョンに、負けをみとめる。
Since1999(ウヒョンのPCの暗証番号)の意味を問われ、自分がサイバー捜査隊に入る決心をした年だ、と答える。
しかし実はそれはキヨンが警察大学を退学した年。
スンヨンが尋ねた恩師も退学の理由は知らない、と言う。
理由は親友のウヒョンでさえ知らない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
SAFE TECHというIT企業の株価が過去最高にまで上昇、そことセガン証券が業務提携したが、合併の噂もある、というニュース。
チョ・ヒョンミンは、父(?)の墓のまえにいる。
「『常に緊張をとくな、誰も信じるな、利用できないものは捨てろ・』
・・・・言いつけ通りにしています。
これからが始まりです。」

父の没年が1999年。
ヒョンミンはその足でSAFETECHを訪問。
開発チームには、例の運動靴男がはりこんでいる。名前はヨム・ジェヒ。
彼からの情報で、大韓電力へのハッキングチームが、相手の実力や使った悪性コードからまるでハデスのようだった、と言っていた、そのとき対処した警察はキム・ウヒョンだった、と。ウヒョンの表彰の話に皮肉な笑みをうかべるヒョンミン。

表彰式直前のウヒョン、キヨンとの写真をみながら往事を思い出す。
回想。
退学のそのきっかけになったのが、キヨンが自分が改良したウイルスを使い、他人のメールを盗みとるいたずらをしたこと。


特殊捜査課課長だったウヒョンの父のメールを盗み取ったが、その極秘添付ファイルの中身が爆弾。
「セガングループの秘密政治資金に関する捜査方針」というもの。
事件のもみ消しをはかるものだとわかり、キヨンはパニックになる。
「前政権との癒着はないものとする」とか「背後関係がないものとする」みたいなことが書かれている捜査方針だったみたい。


その直後彼は、ウヒョンの目のまえで、逮捕状もなくつかまる。
キヨンはウヒョン父と面会。
問題の文書をコピーしたり誰かに見せたか、などとキヨンに質問。

ウヒョン父がもみ消しの張本人だとわかったキヨン。
キヨンは、事件をマスコミに発表するなど方法はある、と主張するが、結局ウヒョン父は聞き入れず。
その後、キヨン本人が真相暴露をはかるが、マスコミにも相手にされず失敗。
警察の腐敗に失望したキヨンは警察大学を中退してしまう。
退学する日、追いかけてきたウヒョンにも事情を説明せず、ただ自分はもう警察を信じない、とだけ言い残す。

表彰を受けたウヒョン。

クォンチーム長はチョン局長に、ウヒョンがキヨンに間違いない、とまだ主張。
局長は令状無しに遺伝子検査は無理だ、という。
クォンは、ウヒョンをずっとマークして令状が取れる状態を作ればいいのだ、としつこい。
チョン局長は、「自分が彼を見張れといったのはそういう意図じゃなかった。」となだめるが、クォンは、局長の意図などとは関係ない、自分はシン・ヒョジョン事件を解決したいだけ、と言い切る。

局長はある資料をとりだし、キム・ウヒョンの隠しているたくさんの秘密のうちのひとつがこの事件だ、と。
その資料はナム社長という過労死した中小企業の社長に関するもの。

その顔写真は、ヒョジョンの隠していた殺人シーンの動画で毒殺された人間のようにみえる。その場にはキム・ウヒョンもいた・・・。
殺人者が後ろ姿だけど、ヒョンミンのようにも見えるんだけど。
まだクォンはこの殺人の件は知らないですね。
ウヒョンはシン局長の部屋で、パリから戻って赴任したばかりだという女性記者と引き合わされる。
式のあとガンミに送ってきたもらったウヒョン。
礼も言わずに降りる彼にムカつくガンミ、さらに、表彰状まで車中に忘れていってるのをみてあきれる。
ウヒョンが部屋にはいると、ハイヒールが玄関にあり、さっきの女記者がベッドメーキングをしている。
「綺麗好きだったはずなのに。」となれなれしい。


「あなた、誰ですか?」
「あなたこそ何なの?大事故のせいで、つきあってた彼女さえ見覚えがないの?」
そのまま出て行く女。
呆然としたままのウヒョン。
廊下で彼女とすれちがったガンミが不審げ。
女記者はヒョンミンに電話。
「恋人だったと嘘をついても、私を記憶してないようすでした。」
「記憶がもどらないのか、それともキム・ウヒョンじゃないのか・・」とヒョンミン。

ひええーーー、ヒョンミンのさしむけた女スパイか?
to be continued・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キヨンがハッカーになった理由がわかりましたね。
権力や財力に屈服して正義を曲げるというのが許せず、しかもマスコミも頼りにならないと身に染みたキヨンが、自分なりの正義を貫こうとして、国家機関の機密情報などを開示するハッカーになった、というのはよくわかりました。
恩師が、ウヒョンよりもいい警官になったかも、と言ってたくらいだから、有能だし正義感も強かったんでしょう。
今回も、保身というか、自分の正体を守るよりも、電力の危機を防ぐほうを優先したわけだし。
警察の正義を信じてそのまま警察官になったウヒョンが、どういう経緯かわからないけど、ヒョンミンと関わり違法行為をした(あるいはみのがした?)というのは、皮肉な感じ。
あの若いころのウヒョンからは想像できないけど。
組織の怖さみたいなものがこれからえがかれるのかも。
まだまだヒョンミンの隠された意図がわからないけど、復讐の男だというキャラ説明だったから、亡くなった父の復讐ということでしょうか。
ウヒョンの父の件(キヨンが退学した原因)とも関わっているでしょうね。
ウヒョンを逮捕しようとするクォンチーム長に、ソウルが大パニックになるのがわからないのか、と怒鳴るウヒョン。
「デヒョン」ハッカーチームからの攻撃になすすべない大韓電力の保安職員たち。
USBを通じてウイルスが侵入、インターネットに連結されてしまい複数の電力システムに外部のコンピューターから同時並行で攻撃が行われている。

そこに、ウヒョンとクォンチーム長が到着。
クォンも逮捕を後回しにして危機回避が先だと考えたよう。
組織内で閉じられてるはずのシステムに悪性コードが侵入した原因となったのがUSBだと伝え、これをウヒョンがぬきとる。

犯人のIPアドレスを追跡したウヒョン、中国、香港、韓国のIPアドレスに行き着く。
韓国のIPアドレスの実際の所在地が仁川のPCバン(ネットカフェ)。
ソウル市内は停電で大パニック。
警察庁ではDDoS攻撃への対応に要員をさかれており大韓電力への出動がままならない。チョン局長、いまはDDoS攻撃など問題ではない、大韓電力への出動させろ、と怒鳴る。
仁川の近くで渋滞にまきこまれいたガンミ、無線で知らされた犯人の所在地のネットカフェへ急行。
ほかの要員たちは大韓電力へ向かうが交通は完全マヒ。
保安部の責任者は、10分以内に攻撃をとめてシステムを回復しないと完全にブラックアウトで人の生き死にかかわる、とパニック。
ウヒョンが、対抗措置で先方を逆にハッキング攻撃することを思いつく。
カン博士に電話をして、DDoS攻撃のC&C(コントロール&コマンド)サーバーの位置を尋ねると、シンガポールの大学だという答え。そことの通信は遮断せずDDoS攻撃を阻止するな、と言い、博士を戸惑わせる。

ウヒョンはこのサーバーにハッキングをして、現在のDDoS攻撃の命令を取り消し、攻撃目標を変えさせる。「目には目を・・だ。」
電力会社への攻撃継続中のPCに向けて逆DDoS攻撃攻撃を開始、


「デヒョン」のハッカーチームが異常に気づき、リーダーの男、ワンがすでに十分だと中止したがるが、
黒幕の教授は焦るようすもなく、ほかにもIPは20もあるから、移動して続けろ、と命令。
自分もPCまえに陣取りウヒョンの攻撃に対応をはじめる。

ガンミは、目的のネットカフェを発見。
ビル内にはいるが、カフェは閉鎖されている。シャッターをゆする音でハッカーたちはびくっとするが、教授は平静に、まだ時間はあるから継続しろ、と。
新たなIPからの攻撃に対応しているウヒョン。
こんどは敵は電力自動化システムにまではいりこむ。
このシステムが停止すれば、発電所への供給電力が低下して原発で爆発がおきることになる、と。
身の毛のよだつ話にみな呆然となる。

ハッカーの教授が舌なめずりする表情でエンターを押そうとした瞬間。
ガンミ、ビル内のトイレでバケツに水をいれ、カフェ前の配電盤にいきなり水をかけ、停電を起こす。


間一髪で電力自動化システムへの攻撃は止まる。
喜び合う保安員たち。
ガンミがバックアップの警官たちを待ってネットカフェに突入するが、すでに逃げ出したあと。
危機が去ったとおもわれた保安室。ひとりが異常に気づく。
自動化システムをとめるプログラムがすでにローディングをはじめており止めるすべがない。ガンミが停電させた瞬間、すでに教授がエンターを押していた・・。

ウヒョン、しばらく躊躇するようなようすだったが、手持ちのUSBをさしこみ、間一髪でローディングを中止させる。

ふたたび安堵のためいき。
そのとき、サイバー捜査チームのメンバーたちがやっと到着。
その瞬間、モニター画面にハデスのサインが次々とあらわれはじめる。

ローディングを止めたのがハデスの悪性コードだったことがわかり、みなはとまどいを隠せない。
クォン室長、自縄自縛だな、とウヒョンの手に手錠をかける。

最悪の危機は避けたものの、機関施設の脆弱さを露呈させられた、今回のサイバーテロに韓国社会は震撼。
IT強国だと自認していた国がじつはIT弱国だった、と。
ウヒョンがハデスだという疑惑に
サイバー捜査チームのメンバーは動揺。

テギュンは、ウヒョンがネットで入手できるハデスの悪性コードを使うこともありえる、とかばおうとするが、ウヒョンが使ったのは公開されてないハデスのプログラムだった、と。さらにサンウは、ウヒョンがハデスのPCをつかってハッキングした件も証拠がある、と言う。
クォンチーム長はチョン局長と捜査局長に、キム・ウヒョンがハデスだ、と主張。
特殊捜査を要求する。
証拠品だったハデスのPCでウヒョンがハッキングしたという証拠が必要という話になる。
カン博士の報告。
電力会社でウヒョンが入力した暗証番号をCCTV映像で確認、それを韓国語表記になおし「コンピューター犯罪捜査隊1997」という暗証番号でハデスのPCは開いた。そしてそのログ記録をみると、ウヒョンが証拠室にはいった時刻からかんがえて、彼がチョン・ソウンのPCにハッキングした可能性が高い、との結論を伝える。
ウヒョンの味方だった捜査局長ももはや抵抗できず。
局長会議で結論を出すことに。
調査室に連れて行かれているウヒョンのもとにガンミが訪れる。


「すべて明かすしかないだろう・・。」とあきらめたようなウヒョン(キヨン)に、ガンミは「正気?なぜあなたがキム・ウヒョンになりかわったのか忘れたの?!」
爆発のときのウヒョンのことば、警察内部に犯人の同調者がいる、ということを思い出す。
会議に召喚されたウヒョン。
クォンチーム長が、ウヒョンがハデス本人しか知らない暗証番号を使いハデスのコンピューターでチョン・ソウンのPCに違法なハッキングを行った、と説明。

ウヒョンは、自らこれを認めたため、一同が驚く。
誰にもアクセスできなかったハデスのPCのハードディスク、CドライブとDドライブのそれぞれの暗証番号Y2KとCIHだと言い、それらが正しいことがわかる。
しかしそのあとウヒョンは、自分のオフィスのPCをもってきてもらい、そのCドライブとDドライブの暗証番号も同じだと言う。
実際にカン博士が入力するとアクセス成功。
一方、スンヨンは、警察大学に取材にいき、学生時代のウヒョンとキヨンのことを恩師に尋ねている。

ふたりはただ同期というだけでなく、寮でも同室の大親友だった。
(追記:ふたりに入学年は1999 年でした。m( __ __ )m)

Y2KとCIHは


ウヒョンは、サイバー捜査という同じ夢をもった親友ふたりが、これらウイルスの名称を、同じ暗証番号として使っていてもおかしくない、と主張。

ウヒョンの思わぬ反撃に焦るクォンチーム長、
「大韓電力で使ったハデスの悪性コードは?!ネットでは入手できないものだろう。」
しかしウヒョンは、落ち着いて、ハデスのPCでハッキングしたときにコピーしたものだ、と。そしてそのときにチーム長たちに言わなかった理由は、いまのように疑われたくなかったからだ、と。
さらに、ウヒョンはクォンチーム長がもし自分の立場ならどうしたか?と尋ねる。
「連続殺人解決のためハッキングしたり、発電所を爆発させない悪性コードを使ったが、あなたなら違法だからやらなかった、とおっしゃるのか。」と反撃。

会議の趨勢は完全に逆転。
クォンチーム長、呆然とすわりこんでしまう。
局長がウヒョンへの特別捜査を行うべきかどうか意見を問おうとしたとき、長官がはいってきて、電力会社の危機を救ったウヒョンを表彰する、と伝える。

会議なんかやるくらいヒマなのか、と一座を叱ってでていく。
一件落着。
部屋にふたり残ったウヒョンとクォンチーム長。チーム長は悔しいときのいつもの口癖、「こいつ気に入ったぜ」とつぶやき、ウヒョンに、負けをみとめる。
Since1999(ウヒョンのPCの暗証番号)の意味を問われ、自分がサイバー捜査隊に入る決心をした年だ、と答える。
しかし実はそれはキヨンが警察大学を退学した年。
スンヨンが尋ねた恩師も退学の理由は知らない、と言う。
理由は親友のウヒョンでさえ知らない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
SAFE TECHというIT企業の株価が過去最高にまで上昇、そことセガン証券が業務提携したが、合併の噂もある、というニュース。
チョ・ヒョンミンは、父(?)の墓のまえにいる。
「『常に緊張をとくな、誰も信じるな、利用できないものは捨てろ・』
・・・・言いつけ通りにしています。
これからが始まりです。」

父の没年が1999年。
ヒョンミンはその足でSAFETECHを訪問。
開発チームには、例の運動靴男がはりこんでいる。名前はヨム・ジェヒ。
彼からの情報で、大韓電力へのハッキングチームが、相手の実力や使った悪性コードからまるでハデスのようだった、と言っていた、そのとき対処した警察はキム・ウヒョンだった、と。ウヒョンの表彰の話に皮肉な笑みをうかべるヒョンミン。

表彰式直前のウヒョン、キヨンとの写真をみながら往事を思い出す。
回想。
退学のそのきっかけになったのが、キヨンが自分が改良したウイルスを使い、他人のメールを盗みとるいたずらをしたこと。


特殊捜査課課長だったウヒョンの父のメールを盗み取ったが、その極秘添付ファイルの中身が爆弾。
「セガングループの秘密政治資金に関する捜査方針」というもの。
事件のもみ消しをはかるものだとわかり、キヨンはパニックになる。



その直後彼は、ウヒョンの目のまえで、逮捕状もなくつかまる。
キヨンはウヒョン父と面会。
問題の文書をコピーしたり誰かに見せたか、などとキヨンに質問。

ウヒョン父がもみ消しの張本人だとわかったキヨン。
キヨンは、事件をマスコミに発表するなど方法はある、と主張するが、結局ウヒョン父は聞き入れず。
その後、キヨン本人が真相暴露をはかるが、マスコミにも相手にされず失敗。
警察の腐敗に失望したキヨンは警察大学を中退してしまう。
退学する日、追いかけてきたウヒョンにも事情を説明せず、ただ自分はもう警察を信じない、とだけ言い残す。

表彰を受けたウヒョン。

クォンチーム長はチョン局長に、ウヒョンがキヨンに間違いない、とまだ主張。
局長は令状無しに遺伝子検査は無理だ、という。
クォンは、ウヒョンをずっとマークして令状が取れる状態を作ればいいのだ、としつこい。
チョン局長は、「自分が彼を見張れといったのはそういう意図じゃなかった。」となだめるが、クォンは、局長の意図などとは関係ない、自分はシン・ヒョジョン事件を解決したいだけ、と言い切る。

局長はある資料をとりだし、キム・ウヒョンの隠しているたくさんの秘密のうちのひとつがこの事件だ、と。
その資料はナム社長という過労死した中小企業の社長に関するもの。

その顔写真は、ヒョジョンの隠していた殺人シーンの動画で毒殺された人間のようにみえる。その場にはキム・ウヒョンもいた・・・。

まだクォンはこの殺人の件は知らないですね。
ウヒョンはシン局長の部屋で、パリから戻って赴任したばかりだという女性記者と引き合わされる。
式のあとガンミに送ってきたもらったウヒョン。
礼も言わずに降りる彼にムカつくガンミ、さらに、表彰状まで車中に忘れていってるのをみてあきれる。
ウヒョンが部屋にはいると、ハイヒールが玄関にあり、さっきの女記者がベッドメーキングをしている。
「綺麗好きだったはずなのに。」となれなれしい。


「あなた、誰ですか?」
「あなたこそ何なの?大事故のせいで、つきあってた彼女さえ見覚えがないの?」
そのまま出て行く女。
呆然としたままのウヒョン。
廊下で彼女とすれちがったガンミが不審げ。
女記者はヒョンミンに電話。
「恋人だったと嘘をついても、私を記憶してないようすでした。」
「記憶がもどらないのか、それともキム・ウヒョンじゃないのか・・」とヒョンミン。


to be continued・・・・・・・・・・・・・・・・・
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キヨンがハッカーになった理由がわかりましたね。
権力や財力に屈服して正義を曲げるというのが許せず、しかもマスコミも頼りにならないと身に染みたキヨンが、自分なりの正義を貫こうとして、国家機関の機密情報などを開示するハッカーになった、というのはよくわかりました。
恩師が、ウヒョンよりもいい警官になったかも、と言ってたくらいだから、有能だし正義感も強かったんでしょう。
今回も、保身というか、自分の正体を守るよりも、電力の危機を防ぐほうを優先したわけだし。

警察の正義を信じてそのまま警察官になったウヒョンが、どういう経緯かわからないけど、ヒョンミンと関わり違法行為をした(あるいはみのがした?)というのは、皮肉な感じ。
あの若いころのウヒョンからは想像できないけど。

組織の怖さみたいなものがこれからえがかれるのかも。
まだまだヒョンミンの隠された意図がわからないけど、復讐の男だというキャラ説明だったから、亡くなった父の復讐ということでしょうか。
ウヒョンの父の件(キヨンが退学した原因)とも関わっているでしょうね。
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