今年見た韓国映画、『私のオオカミ少年』ほか

2013.12.20 20:29|韓国映画
ことしは、韓国映画を見ることが少なくて、さすがに、みはじめて7~8年たつと多少飽きがきたのかも・・とおもいつつ。

それでも2012年~13年と、あちらではヒット映画が多数で、韓国映画の勢いはたいしたもので。

数少ないですが、今年みた作品の簡単な感想を年末なのであげておきます。。

『私のオオカミ少年』
『王になった男』
『殺人者の告白』
の三作品。
いずれも評判のよかった作品、私の★評価もすべて★★★★です。

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『私のオオカミ少年』

2012年10月公開。チョ・ソンヒ監督。観客動員数 660万の大ヒット作。

反則じゃないのーーーと思うくらいにツボをおさえた催涙映画です。
純真、無垢、ピュア、無償の愛・・・とくに女性には絶対的に好まれる映画でしょう。
ワタシは内容を全然サーチしないで見たので、最初は、オオカミに育てられた少年の話と思い込んでいたので、途中でたまげました。
ジャンルとしては誤解を恐れず言えば、動物映画ですね。
「南極物語」(見てないけど・・)とかそういうジャンル。
でも、その「動物」のところが、『あの』ソン・ジュンギくんというのが反則。
彼のファンでなくても、そのお目々をみるだけで、モッテカレます、確実に。

ヒロインのパク・ボヨンも母親役のチャン・ヨンナムも素晴らしいです、子どもたちも。
オオカミ少年とこどもたちのシーンをみてるだけでも一泣きできます。
彼につけられた名前がチョルス(たぶんすごく陳腐でダサい名前)、というだけでもほっこりするし。
悪役にユ・ヨンソク。
いまはジョンウと女性の人気を二分する『チルボン』なのに、たった一年まえはこんなダーティーな役をやってたの?・・とびっくり。

男性がこの映画をみたらどう感じるのかがなかなか想像しにくいのですが、これだけヒットしたのだから、男女とわずに心を動かされるのかなあ。
ラスト、エンドロールになってからも、雪のシーンがまっていて、最後の最後まで泣かせてくれました。


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『王になった男』

2012年9月公開。チュ・チャンミン監督。観客動員数 1200万突破の超大ヒット作。

評判はきいていたものの、内容を全然知らずに見たので、びっくりしたのはかなりコメディだったこと。
笑いどころがいっぱい。

明と後金の圧力が小国にのしかかり、国内の派閥争いは熾烈、王であってもいつ暗殺やクーデターにあうかわからない、混沌とした時代が背景。
妓房で漫談をやっている賤民のハソンが、容貌がときの王をそっくりだったため影武者として利用されるのだが、漫談師だけあって、声帯模写もうまく貴族ともふだんまじわっているせいか厚かましさもそなわっていて、突然のなんちゃって「王」にも、それなりに順応。
その過程での、内侍や、秘書役の都承旨や、毒味係の少女とのやりとりなど、シモネタも多いけど、楽しい。
ほんとの王とは全然ちがう親しみやすさや民を心配する気持ちで、周囲をとまどわせるハソン。

重臣たちの派閥争いや重臣から王への圧迫など、シリアスな政治劇をうまくつかって、賤民のニセ王のほうが民をおもう王らしい王だという皮肉を、とても面白い半月間のドラマにまとめた快作です。
もちろん、暴君であり神経症的なほんものの光海君とハソンの二役のイ・ビョンホンは素晴らしいし、リュ・スンリョンの存在感も、堅苦しい護衛武士役のキム・イングォンの演技も光っていました。

王と民を対比させた映画といえば、『王の男』がありましたが、好みとしては反骨度がもっと高かったあちらのほうが好きだけれど、こちらもエンタメとしてよくできてると思います。


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『殺人の告白』

2012年11月公開。チョン・ビョンギル監督。観客動員数 270万突破のヒット作。

これは宮崎でも公開されて、映画館で鑑賞できました。

「殺人を懺悔する自叙伝でスターになった連続殺人犯と未解決失踪事件を暴いて彼をなんとか捕らえようとする刑事の対決」というのがストーリーなのだけど、実は後半戦があって、その反転がびっくりで、脚本がとてもよくできている映画、という印象です。

題材が連続殺人事件、ということで、いかにも韓国映画らしいダークで暴力的な映画ではあるのですが、そこに、パク・シフという、ドラマでは王子様ばかりやってたようなひとが、なぜかうまくフィットしていて、そこに驚くやら感心するやら。
パンツ姿でのカーアクションなど、大熱演。
公開時に、ちょうど、自身にとんでもないスキャンダル事件がおきたときはビックリ。
でも、日本でも無事に公開したので影響は最小限だったよう。

主人公はあくまで刑事役のチョン・ジェヨン。体育会系かとおもったら途中からは頭脳派でもあったとわかる、執念の刑事ぶり、からだ張ってのアクションもすばらしい。
しかも、意外や意外、彼のラブラインまででてきて、いろんな要素がてんこもり、しかしスピード感は十分、面白い映画を作れる韓国映画の実力が感じられる映画です。

珍しく、ウリナンピョン(ふだん韓国映画はみない)と見に行ったんだけど、彼もとても面白かった、という評でした。^^

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DVDのツンドク状態で、ジソプの「ただ君だけ」やハ・ジョンウの「犯罪との戦争」などなどがまだ待機中です。

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Comment

No title

かなり以前の映画ですね。
私は全部見ることができなかったですが。
夫様と共にみた映画..良かったと言って幸いでしたね。
私が今年見た韓国映画は テロライブ、觀想、雪国列車程度ですが。 komachi様はいかがか。
福山氏主演 父になる...釜山映画祭で見ましたが。 やはり感動でした。

下のポスティング妖物男対してですが。
妖物男(ヨムルナム).. この頃ヨムルという単語がコメディ番組で流行していてできたようです。
相手の心を捉えたり 放したりするという魔性の人という意味で..ヨムル!だと話しているがそこに男性ならヨムルナムになるということなでしょう。 ハハ

yoonさんへ

こんばんは。

どれも日本では今年公開されましたが、初めの2本はdvdでみました。
夫は、ふだん韓国のドラマや映画に関心がなく、みるのはアメリカ映画と、マニアックな日本映画だけなんです。
;^_^A
韓国映画は食わずぎらいだったので、いちどいっしょに行ったら
思ったより面白かったようです。

わたしは福山さんの映画、まだ見ていません。^^;

観相、イ・ジョンジェが良いと聞いたので見てみたいです。
韓国映画は今年もヒット作が多かったですね。

ヨムルナム、やはり魔性の男で意味は合ってますね。オム・ファタール、とも言えます。^_^

おおかみ少年

私も見ました。
あのげっすい(下衆)悪役君、ユ・ヨンソクさんと言うのか〜と思い調べると、九家の書に出てたんですね!
あのゲス男(笑)の下衆っぷりはなかなか良かったです。
ジュンギを好きな友達に付き合って行ったのですが、本当にあれへファンじゃなくても良かったと思いました。
意外と年齢行ってるのに肌と瞳が凄く綺麗だからか少年というのがピッタリでしたねぇ。
私も狼に育てられた少年と思っていた一人です(笑)
最初に言葉を発するシーンに泣かされました。

王になった男はコメディタッチなんですか!
それは意外でした。

yukaさんへ

あんにょん~

> あのげっすい(下衆)悪役君、ユ・ヨンソクさんと言うのか〜・・・・

「応答せよ1994」とか「九家の書」で彼をみたあとに、この映画をみたので、びっくりでした。v-405
元々は善良そうなルックスなので。悪役もできるのは演技が上手いんでしょうねーー。

ところで映画のなかで、結局彼は殺されたでしょう?
関係者たちは、どういうふうに隠蔽したんでしょうかねーー。ほんものの狼に襲われたことにした、とか。v-393

ジュンギくんの目は、あれコンタクトじゃないんでしょうか?薄い目の色なのでおどろきました。
透明感のある個性の、彼にしかできないような役柄でしたね。

「王になった男」は、ストーリーとしてはシリアスな歴史劇なんですけど、かなりコメディ部分が多いです。
韓ドラで史劇をみている人なら、歴史上の人物とか宮廷の描写とか、よりいっそうこの映画を楽しめると思います。

王になった男

こんばんは。今年もよろしくお願いいたします。

前から見たいと思っていた「王になった男」を見ました。

ビョンさま、よかったです。 二役は難しいでしょうに、彼にしろオムテウンにしろ、韓国の俳優さんは上手ですね。

偽物の方が王らしいって皮肉な内容ですけど、政治など関係ないからこそ、そういう発想ができたのでしょうね。

マネージャーさん@ミナミシネヨが、シリアスで融通のきかない役どころだったので意外でしたが、よかったと思います。
最後、守りきって息絶えるところは泣かされました。 

夜の宮殿の中が真っ暗でしたけど、これが正解なんでしょうね。ドラマは明るすぎるんですね。

王様の残り物の他に宮女の食事がないって、初めて知りました。

龍衣や中殿の衣装が地味だなぁと思ったのですが、こんなもんだったんでしょうね。

なんにせよ、後味が良かった映画だと思います。


ピョルクデを私も見ていますが、パロディの元ネタがあまりわからないので残念です。

奇皇后は少し動きが出ましたけど、個人的にピョルクデのキャストの方が好きなので、ファンの方には申し訳ないですが、奇皇后は地味だなぁって思っちゃうんですよ。(笑)

私もチョン・ジヒョンにはまっています。紹介してくださった映画、見てみようと思います。

ではでは。

ぽにょさんへ

こんばんは。
こちらこそ今年も宜しくお願いします。

イビョンホン、さすがですね。
王様のときはカリスマあり、庶民のときは軽妙。
それにしても、王様は人前で排泄するって、、、
(≧∇≦)
出るものも出なくなりそう、心配になりました。

たしかに、宮中が暗かったですね。
いま馬医も見てますが、明るすぎていかにもセットなので、、。
見やすいのは確かですが。笑

> 奇皇后は地味だなぁって思っちゃうんですよ。(笑)

そうなんですね。
私は、ハジウォンも好きだし、脇のひとたちムンシクさんや伯父甥コンビ、ペクジニも好きな俳優なんで、見る気はあったんですが、史劇ならもうちょっと話に奥行きがほしいなあ、、とちょっと不満になって止まってしまったら、溜まってしまって。
いずれ集中して見るつもりです。

実は、大好きだった「根の深い木」に関係する時代のKBS史劇「チョンドジョン」を見たいと思っていたんですが、キャストがあまりにも渋すぎて、というかオジサンばかりなので_| ̄|○、さすがに見る気が、、、ひとりくらいビジュアル担当の俳優さん入れてくれたら絶対みるんですが。笑



奥行

>史劇ならもうちょっと話に奥行きがほしいなあ、、

私の勝手な憶測ですが、タナシリが人気が出たために予定変更して最終話まで生き残ることになったので、話を合わせるために間延びしたんじゃないかなと・・・。途中で失脚の役なのに。

ガクッと話が止まった感じがしませんでしたか。 なんか必要のないシーンとかいくつかあったように感じます。

名前と奇皇后になる以外はほとんどフィクションでしょうから、制作側も大変だと思います。
私は史劇は好きな方なので、このまま見ていくと思います。最近、ワンユからタファン推しに変更になりました。(笑)

チョン・ドジョンは茶母つながり(タモのお父さん役の人がチョン・ドジョン役ですよね)で私もチェックしていて、制作発表会の映像も見たんですけど、もう、本当に地味っていうかなんてうか。 おじさまばっかりで・・・。私も引きました。

マニア受けしそうなドラマですよね。どなたもあらすじ書いてくれなさそうだし、英語字幕がつくかも疑問だし、視聴は諦めました。話は面白そうですよね。



当分、奇皇后とピョルクデでいきます。  お子さん、受験でしたね。来月の今頃がヤマでしょうか?  お母さんも頑張ってください。
 

ぽにょさんへ

あんにょん~

> 私の勝手な憶測ですが、タナシリが人気が出たために予定変更して最終話まで生き残ることになったので、話を合わせるために間延びしたんじゃないかなと・・・。途中で失脚の役なのに。

あ、そうなんですか!
タナシリ、人気があるんだ・・。
後宮の女同士のごたごたエピソードにとられる時間が多いなあとは思ったんですが。v-14

ワンユからタファン押し、わかります~。
途中までしか見てないのにこういうのはナンですが、ワンユが「だれからみてもかっこいい」という設定にしてあって案外人物として面白くない気がしたんですよね。
おっしゃるように、ほぼフィクションなぶん(というかワンユって史実では評判の悪い王だったんですね)、魅力的な人物に作り上げるのはかえって難しいかも。

> チョン・ドジョンは茶母つながり(タモのお父さん役の人がチョン・ドジョン役ですよね)で私もチェックしていて・・・

そういうつながりですか。^^
主要人物はもちろん演技力重視で重厚なアジョシ俳優を使っていただいていいのですが、プラス目の保養になるような若手もそこここにまぶしてくれたらよかったんですけど。v-15

KBSはいずれ日本で放映してくれるでしょうから、まあ気長に待ちます。
日本語字幕でややこしい歴史用語に悩まされず見るほうがいいでしょうし。

受験は、まあ本人のやることなので。(あっさり)
終わらないとこっちも落ち着かないのは確かですが・・。v-8


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