同時期に「トッケビ」という文字通り「お化け

」ドラマが放映されていて、傑作だったこと。
話題性も人気もそちらに集中してましたね。
ところが、この「青い海の伝説」が、いろんな点でこのドラマと題材などがカブっていたこと。
人間と異界のものの命がけのロマンス、
過去からの因縁や転生、
消された記憶、
などなど。
素材でもカブっていたし、
とくに前半はコメディっぽい表現が多かったところも似てました。
(終盤で「日記?手帳?」がある役割を果たすのだけど、そこもふたつのドラマで共通していてびっくり!

)
そうなると、やはり「トッケビ」のほうが物語の独創性や魅力でずっと上まわってたので、こちらはワリをくってしまった・・。

たとえば、どういうふうに話が展開するのかが、「トッケビ」のほうはなかなか読めなかったけど、「青い海・・」のほうは、なんとなく最後までのなりゆきが予想できて途中からはドキドキ感が減ってしまいました。
とはいってもふたつのドラマは全然違うテイストだったので、違う時期に放映されてたら比較しようともおもわずに楽しめたはずです。

そして、記事などでもわりと指摘されてましたが、やはりこの作家の大ヒット作の「星から来たあなた」と似ているところが多くて(ヒロインが同じだし)新鮮さが薄れてましたよね。
チョン・ジヒョンの魅力で見せるタイプのドラマという意味では前作と同じだったし。
もちろんチョン・ジヒョン演じるシム・チョンというヒロインは十分魅力的で、ホ・ジュンジェ(イ・ミンホ)とのロマンスは眩しいようなゴージャスさだったし、しかもそれが過去と現在の2パターンあるというぜいたくさ!
そこはとても楽しめましたが・・。
メインストーリー以外に、気に入ったエピソードもたくさんありました。
マーメイドならぬマーマン(チョ・ジョンソク)の悲しい物語や、
ジュンジェ母と住み込んでいる家の女主人とのつばぜりあいと過去の因縁(?)や、
ふつうだったらセカンド女子でうざいはずのシアの運のなさ(笑)や、
ジュンジェの詐欺仲間ナムドゥがどっちにころぶのか・・などなど。
悪役たちも悪くはなかったのですが、最近のドラマでは強烈な悪役を沢山みすぎているせいか、おもったほどインパクトがなかったです。
あ、そうそう、前作のソンロク氏のほうがずっと不気味だった・・・。

悪女キャラも、もっとキャラがたってるひとが現実のニュースで連日見られるし・・・笑
ということで、いろんな意味で期待よりもちょっとづつ不足した、というのが欲張りな視聴者の正直な感想でした。
そんななかミンホ くんはパーフェクトでした!

とくに、やきもちやきで子供っぽい面を見せるときが最高。
コメディのセンスも十分あることを示してくれたし。
もちろん史劇もぴったり。また「ナウリ」をやってほしい!
どんな作品を選ぶのか、次作もとっても楽しみです。
・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、ふたつドラマが終わってしまって、このあと何をみようかしらん。
「内省的なボス」と「ボイス」は結局リタイア。見ているものがなくなってます。
後続で話題になってるのは「師任堂」、イ・ヨンエの復帰作。
月火のほうは、「逆賊」とすでにはじまっているチソンの「被告人」など。
キャスティングで見たいのは「逆賊」のほうかなあ。ギュンサンくん初主演で、キム・ジソクが悪役、チョア。
チソンのはきっと安定した面白さでしょう。悪役がオム・ギジュンで、冤罪ものらしいから。
でも実はいま一番見たいのが意外にもソン・スンホン!
長年韓ドラみてるけど、彼にはまったく気が引かれなかったのですが、実は最近なんだか好きになってきた俳優さん。
映画で「ミスワイフ」をたまたま去年見たんですが、なんかこれまでのソン・スンホンとちがって良かったんです。
「師任堂」というドラマは、放映がのびのびになっていて、その間に彼の史劇扮装のティーザーなどをみたらこれがまたイイのですワ。無頼系両班。^_^
だんだん、ミンホくんやらスンホニやら、絵に描いたような男前に好みがシフトしている自分がコワイ・・・(・_・;
・・・というわけでとりあえず「師任堂」をこれから見てみます。^^
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