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太王四神記 20話 あらすじ

2007.12.03 14:49|太王四神記
今回の注目は…ホゲの父、ヨン・ガリョ
この20話で、一番心境に変化があった人でしょう。
ヨンガリョの驚き

このヨン・ガリョ役のパク・サンウォン、期待に違わぬ素晴らしい演技、大長老=チェ・ミンスの怪演と好対照。このふたりのがっぷり四つは見応えがあります~。

悪役、なのかもしれないけど、なんだか共感するところが多い人間的なキャラです。

以下、完全ネタバレです
では20話、あらすじスタート。

契丹(コラン)ホゲ軍野営地
タムトク軍がコランに接近。
ホゲ軍内では将軍たちがホゲに迫っている。
「すでに王軍は契丹(コラン)地域に入ったそうです。
すぐに兵を撤退させねば我々を反乱軍とみなすという王の命令も、ずっと前にきています。」
「我々四万の軍はここまで戦闘もしていない。ホゲ殿が急に北方に向かうといったときもなにも異を唱えなかった。なぜか?!…ホゲ殿をチュシン王と信じたからです。しかし噂ではタムトク王が神物をすでに三つ手にいれたという…。」
ホゲ軍ホゲと将軍たち

タムトクが玄武・青龍に加えて朱雀の神物まで手に入れた、という話にケマ隊長のチョックヮンが反駁する。
「ありえない!私は朱雀神に化身した方が、ホゲ将軍をチュシン王として仕える、と言うのをこの目で見た!」
ホゲは、
「たった5千の軍しかない者が4万の軍を反乱軍と呼ぶとはな…。」
しかし将軍のひとりはさらにつめより、
「先月、王から来た密使を斬り捨てたとき、すでに決心されたのですか?反乱軍になることを。」
ホゲ軍将軍たち
ホゲ、それにはこたえず、
「どこにいるんだ、そんな噂をながしているやつは?」


チュムチは、ホゲといっしょに戻ってきたバソンとタルビを軍営地内で探して、かごの中にいる二人を見つける。
バソンは兄を殺されたショックで放心したまま。
タルビの手をとり外に出そうとしたとき、チュムチの首に刃が当てられる。
「おまえが王の使いか?」とホゲの側近イルスがきき、
チュムチをホゲのところへ連行する。

ホゲがチュムチに尋問する。
「傭兵隊長だってな。王の使いの護衛か?ほかにも任務があるんだろう。ここの兵士を惑わせる噂をながして軍紀をみだそうとしている。」
イルスが「騒動を起こそうとしてました。鍛冶の親方を連れ戻しにきたのです。」と説明する。
チュムチは、
「作法をしらないので、簡単に言う。」といい、自分の任務を伝える。
一、使者の護衛をすること。
二、兵士に噂でなく事実で、現実をしらせること。
三、鍛冶の親方とそのそばにいる人(タルビ)を連れて帰ること。
ホゲがチュムチにつめよる。
「クンネ城がどうなったか噂じゃなく、真実を言え。」
「ファチョンだかなんだかを一掃して、やつらと組んでた貴族たちも助けてやった。」とチュムチ。
「父はどうなった?」
「言っただろ、やつらの手から助けてやったと!」
「それから?…神堂はどうなった?」
「知らない!」とチュムチじゃ言い捨てる。
チュムチとホゲ

ホゲはチュムチが傭兵隊長だと知って聞く。
「仲間は何人いるんだ?だれがおまえたちを雇った?」
タムトクが直接雇いに来たというチュムチの返答で、バソンのときと同じやり方だと知る。
チュムチは、
「あのお方は下々のものといるほうが好きなんだよ。」と言う。

ホゲは、
「バソンを連れて帰れ、ただし、兵士のなかに潜り込ませた間者は一人残らず連れて帰れ。あとでみつかったらただではすまない。」と警告する。
ホゲはこの会話でチュムチが単なる金で雇われた傭兵隊長というだけでなくタムトク王と信頼関係にあることに気づいたようす。

チュムチを行かせた後イルスを呼び、こっそり、
「奴らを行かせるな。王のところへ戻らせたら降伏したようなものだ。」
イルスはその命を受け、チュムチを始末するために兵士に指示。
そのようすを偶然みたチュムチは罠だと、危険を察知、
馬車で連れて行こうとしていたバソンとタルビのために速い馬を用意させ、
「俺たちが王から学んだことがあるだろう。戦うときと逃げるときだ。」
と言う。
「遅れたやつは置いていく!急げ!でないと死ぬぞ!!」
チュムチたちは全速力で逃げる。
あとを追うイルスたち。
しかしマルガルの者たちの騎馬の速さにはかなわず、追うのをあきらめる。


コランのホゲ軍が虐殺した集落。
タムトク王軍がコランに到着。ホゲ軍が攻撃した集落を見つける。
村は死屍累々、誰も生き残っていない。
ヒョンゴ、コ将軍、フッケ将軍、タルグを連れてホゲ軍の殺戮の痕を見て回るタムトク。
ホゲ軍の徹底ぶりに驚いている。
コ将軍は、
「ホゲ軍の戦術はたいしたもんです。みてください、殺されるまで攻撃されることに気づいてない。…こどもまで殺している。」
ヒョンゴも、
「生き残りがいれば周辺の部落に知らせるし、そうしたら部族が集まって防衛するので、殺したら迅速に移動した…そういうことだったんでしょう。」

コ将軍たちが、コランの部族の高句麗軍への恨みが深いので、ここにいるのは危険だ、ビリョの部族から何百と集まってくる、すぐに移動したほうがいい、遮るものもない平原の真ん中で遠くからでもみえるし、防御につかえるものもない、などと口々に王に移動をすすめる。
しかしタムトクは亡くなったものの葬儀を行うという。
「遺体をそのままにしていたら病がはやり、ここは死の土地になってしまう。」といい兵士に遺体を集めるように命じる。
国境の守備隊にいたというひとりの兵士に
「コランの人間は視力がいいのだろ?」と聞く。

反対するヒョンゴやコ将軍の言うことをきかず、どんどん葬儀の用意を命じるタムトク。
ヒョンゴは、
「王さまは声も荒げない人だけれど、内面は全然ちがう。クァンミ城にひとりで行くような人をどうやって阻止するのですか?」とヒョンゴがあきれたようにいう。
コ将軍も「本当に臣下の言うことを聞かないおひとだ。ときどきしばっておきたくなる…。」とつぶやく。
フッケがそれを聞いてまじめな顔で「やってみなさいよ。」と言い、コ将軍ににらまれる。「…口だけじゃないか…。」とフッケ。

遠くから、コランのリーダーらしい若者がタムトク軍の様子をみている。
部族の青年
この若者、衣装などがインディアンっぽい感じ。辺境部族の雰囲気がよくでています。こんな顔のひと格闘技系のひとでいなかったっけ?



クンネ城の近く。ファチョンの隠れ家。
大長老はチョロの槍に突かれた傷のせいか、怪異な容貌になっている。
怪異な容貌の大長老

大長老のもとにファチョンの一味で、百済の高官らしい人が訪れている。
「先王が狩で亡くなってご自分が王になるのにファチョンの役割が大きかったとわかって、アシン王の我々への信頼は大きいです。」と報告している。
大長老は、タムトク王がクンネ城を留守にしているいま、百済が高句麗を攻めて十の城とクァンミ城も取り戻すようにアシン王に言え、と迫る。
しかし高官は、クァンミなどの城をいま守っているのが元百済の兵であること、高句麗軍が占領したとき、まず倉庫の物資を民衆に与えて、一般人を殺さなかったこと、百済よりも高句麗王に仕えるものが多いことなどの情勢を伝え、さらにアシン王は若いわりに賢明で説得しようとしても…と、反対を唱える。それにサリャンも同意する。
すると、大長老の怒りをあらわすかのように強い風が吹き、
大長老は、
「いったい我々がなんのために百年もの間百済王の味方をしてきたのか?!アシン王も新王として、なにか立派な業績が必要だろう!クァンミ城をとりかえすことほど名分のたつことはない!」と大声で威嚇する。
サリャンと百済の高官

大長老の怒りに驚き、高官もサリャンも平身低頭、「ご命令に従います。」と言う。
大長老は、後燕に行き、タムトクがそこと手を組むのを阻むという。
「タムトクはコランを全部手にいれるつもりだ…そしてホゲの四万の軍まで手に入れたら、私の手から遠く離れすぎてしまう…!」そしてサリャンには
「おまえはキハ殿に仕え、やらねばならんことをやれ。」と命じる。


クンネ城。ファチョンの秘密屋敷。
キハが横になり、苦しそうにうめいている。
サリャンが食事をもってきたが寝台は空になっている。
突然物陰から飛び出し、サリャンの首に刃を突きつけるキハ。
サリャンに刀をつきつける

「あの化け物(大長老のこと)はどこへ行った?なんでお前はいっしょに行かなかった?私がお前を殺さないと思ったのか?父母を殺し、私を拉致したお前を!」
「私はいつ死んでもかまいません。大長老は後燕は行かれました。神堂はもう安全ではありません。ご存じでしょうが、ヨンガリョはファチョンと手を切り、キハ殿をころそうとするかもしれません。」
「言いなさい!あの化け物に何をしろと言われてるのか?」と叫ぶキ
ハ。ホゲとともに白虎の神物を探すようにと言われている、ときき、
苦い笑いをもらすキハ。
「あいつは長生きしすぎて人間の気持ちがわからなくなってるんだ…。」とつぶやく。
そして、
「私の妹は生きているのだろうか…かなり出血していたけど。」とスジニの心配をする。
そして
「サリャン、ずっと私に従いてきてくれたでしょう、父のように兄のように。おまえは大長老を裏切って私につくことはできないの?」と聞く。
キハを見つめるサリャン。


ある町。橋の上。
チョロがスジニを探しているのかずっと座り込んでいる。


コラン・タムトク王軍。
夜。
タムトクが松明の火を遺体の山にかぶせた木にうつし、火葬がおこなわれている。火は明るく燃え上がる。
弔いをみる

コ将軍は、
「こちらは明るく、敵は暗いところにいます。防衛の軍を動かす命令を。」とタムトクに頼むが、
「弔いをやっているものが武器を振り回すのはおかしいでしょう?」とおだやかに拒絶する。
あまりにもいうことを聞かない王にいらだって、突然胸をどんどんたたきながら「うおおお!」と吠えるフッケ。
吠えないけど、コ将軍も同じ気分でしょうね。

葬儀のようすをみているコランの若きリーダー。


夜中。
コムル村の若者ヒョンドン、王の日常を記録する係で日記を書いている。
『百済を攻撃したときとは全く違い、王軍はゆっくり移動した。』
書記
『王は兵士たちと同じものをたべ、同じ酒を飲む。不眠症は城を出てからいっそうひどくなった。』

夜、執務中。スジニを思い出す
スジニがわかれぎわに言ったことば、
「王さまの背中からいいにおいがします。ごぞんじないでしょう?」を思い出している。
そしてスジニがおいていった香水の瓶をとりあげる…。

朝。
タムトクが一般兵士の並んで朝ご飯を食べている。
きさくに話しかける王。
「今回の行軍は長くならないから、奥さんのことは心配するな。…今日のは塩辛いな。」
「そうなんです、タルビさんがいなくなってから飯がひどくて…。」と兵士。
そこにコ将軍。
「七方向に斥候をだしました。正午までに報告に戻るように、と。」
王とはなれなれしく話していた兵士も将軍が来ると直立不動になる。
王と兵士たちのようすをなごやかに見守るコ将軍。




王軍の小隊が、コランの部族の女がふらふら歩いているのを見つける。
「おまえひとりか?家族は?村のものは?ほかに生き残りはいないのか?」と尋ねる小隊長。
近づいてさらに質問しようとすると、いきなり小刀をぬいて女が斬りつける。
女は囮だったらしく、
一斉にコランの部族らしい一団が襲いかかってくる。


この襲撃の報がタムトク王のもとに届く。
「南方でコランの部族に襲われました…!私だけが生き残りました。」と負傷兵が部族の旗をわたす。
フッケ
フッケが部族の旗をみて、
「キドハリ部族、二番面に大きい部族です。」と言う。
南方で襲撃があったのに、北方のキドハリ部族だったことに驚くタムトク。

斥候がひとりがもどり、ふたつの部族の兵が集まっていると報告する。
フッケやヒョンゴが、コランの部族どうし、ふつうは絶対に手をにぎらないはずなのに、ホゲ軍を襲うために手を組んだらしい、と推測する。
タムトクは、ヒョンゴに、話してあったことを準備するように、と命じる。
フッケには「(襲撃現場に)遺体を回収にいく。旗手を三十名と五隊で、戦闘準備してください。」と命じ、さらに
「私の命令なしに軍を動かさないように。私が行けと行ったら行き、止まれと言ったら止まる、いいですね。」とクギを刺す。
「はい、陛下!」と嬉しそうなフッケ将軍。

コ将軍が王に近づき、
「まさかご自分が行かれるおつもりでは。兵士たちを信じられませんか?」
「兵士を信じられないのではなく、自分を信じられないのだ、将軍たちみんなが情報やら助言をくれたのだが、結局、決めたのは私だ。
私が間違っていたら、みんなを殺すことになる…。」
タムトクとコ将軍

コ将軍はちかづいて、王の鎧についたさきほどの負傷兵の血をふき、静かに話す。
「15才のときから戦場にでていつも先頭で戦っていましたが、恐怖でいっぱいでした。
でも、ご存じですか?王にお仕えするようになってはじめて死ぬのがこわくなくなりました。兵士たちもおなじです。ですから、陛下はずっと我々のそばにいてくださればいいのです。」



クンネ城。宮。会議の大広間。
誰もいない部屋にヨン・ガリョがはいってきて王座をみつめている。
王座
王の側近のものが声をかける。
「王はここに座ったことがありません。まだ自分にその資格はない、とおっしゃって。」

 …………………………………………

ヨン・ガリョが思い出す…。
タムトクがコランに出陣する前に、自分とこの場ではなしたことを。
タムトクとヨンガリョ2


タムトクはファチョンの手から取り戻した大臣の紋章をヨンガリョに渡す。

タムトクとヨンガリョ
「高句麗の全部の城、村々を私に全てまかせる、と言われるのですか?」
「百済のクァンミ城など11の城ろと120の村もです。百済がとりもどしにくるかもしれません。ときどきは援軍を送ってください。」とタムトク。




「しかし、私はハッキリ申しました。王と息子のどちらを選ぶかといわれたら、息子をえらぶだろう、と。」
「その時期がきたらそうなさってください。
いま国はあなたが必要です。あなたは私よりもずっと政事に長けておられ、高句麗に忠心をおもちなのも知っています。」
タムトクの言葉に考え込むヨン・ガリョ。


 …………………………………………


王の側近がヨン・ガリョに、タムトク王がチャンサ(歴史を記述する職)とチャムグン(軍事を管掌する職)を新設した、と説明する。
コムル村のものが働く部屋に案内される。

長老のひとりヒョンジョンがヨン・ガリョに説明する。
「後燕への贈り物を準備しています。陛下がコランへの進軍に際して、一番気にしておられるのは百済のことでした。クァンミ城の防備が完全でないので。」
後燕との外交関係に気をつかうようにいわれていると説明する。
視察するヨンガリョ
べつの机に案内され、
「ここではカヤとの貿易関係の調査報告があって、こちらにはカヤと百済の関係の報告書があります。」と聞かされ、
ヨン・ガリョは驚いて、
「これはすべて陛下がやらせておられうことなのか?」と聞く。
「三日に一度、陛下に報告し、そのあとすることをお聞きしています。」

ヨン・ガリョはタムトクが周辺諸国との関係について考え抜いて対処していることに、感銘とともに衝撃を受けたようす。
なにか物思いにふけっている。
たぶんヨン・ガリョは、このときに、タムトクがたんにチュシン星のもとに生まれたというだけでなく、王としての力量が並はずれていることに気づいたんだと思う。天は選ばなくても自分はホゲを選んだ、とヨン・ガリョが言っていたけど、タムトクもたとえ天が選ばなくても、王の器としてホゲよりも優れている、と。
自分も死んだ妻も、ずっと信じてきたこと(ホゲこそがチュシン王にふさわしいということ)ががらがらと崩れ去ったんでしょうね。



ホゲ軍、野営地。
そのころ、ちょうど以前にヨンガリョが送った使いがホゲ軍に到着。
ホゲが将軍たちを前に手紙の内容を知らせる。
「父の手紙にはこう書いている!王は我らを反乱軍といい、それを討つためにコラン部族と手をにぎるつもりだ!」
「反乱軍だと?!」と一斉に激昂する将軍たち。
「これが我らの王だ!
このホゲに勝ちたいがために我が国の4万の軍を反乱軍にして敵と手を組む、それが王なのだ!」とホゲが叫ぶ。
「信じられない!」「我々を捨てたのは王のほうだ!」などと口々に叫ぶ将軍たち。
ホゲの決意
ホゲは「わが軍は、敵と味方の区別がつかないような王のためには戦わない。これ以後、王軍と通じたもの、軍紀を乱したものはその場で処刑する!」と宣言する。

うーん、タムトクに信頼をうけたことで、ヨンガリョの気持ちはいまでは全く変わっているのに。この手紙が届く時間差が生んだ誤解がまたホゲの運命をかえていきそう…。


王軍、野営地。
襲撃のあった現場にいこうとしている王とコ将軍の会話。
「ひとつの部族でなく多くの部族があつまっていれば混乱もあるだろう、中には跳ね上がり者がいてここを襲うかもしれぬ。」
「こちらはご心配なさらずに。無事にお戻りください。」
「チュムチがいればいいのに。」
とつぶやく王。

タルグ、緊張している様子で「準備ができました。」と告げにくる。
その肩をたたき、「さあ遊びに行くか?」と笑いかけるタムトク。
「お待ちしています。」とコ将軍。

コランの部族に襲撃された王軍の小隊の遺体を片づけている。
そこにまた襲撃。
部族のリーダーらしい若者が登場。
周辺から多数のタムトク軍の小隊集結してくる。
後方からタムトクがフッケとタルグを連れてあらわれる。

「我らは北方で一番の部族、キドハリ族だ。」
「コランの長、アッティラもいると聞いた。」とタムトク。
アッティラへの贈り物を差し出し、アッティラへの手紙の筒を預けて、去って行く。
フッケが
「おまえたちが殺した高句麗兵の仇を百倍にして返してやりたいところだが、慈悲深い高句麗王がお前たちの命を助けてくださるのだ。王に仕えているのは誰もが怖れるチュシンのケマ軍だ!」と厳かに告げる。


ヨンガリョ邸
キハとサリャンが訪れる。
ヨン・ガリョはすでにキハに距離をおこうとしていて冷淡な態度。
ヨンガリョとキハ

キハは、
「過ぎたことは言わないでおきましょう。ファチョンの大長老は後燕へ去ったそうです。ファチョンは私が嗣ぎます。ファチョンがなにかご存じですか。何千年も続く組織で、アブランサ山に本部があり、あらゆるところにその手をのばしているのです。」と冷静に話す。
「北魏やカヤなどもすべてその支配にあるというのか?」ときくヨン・ガリョ。
「高句麗の貴族の長たるヨン殿でさえそうだったではありませんか?…
大長老は天の力を得ることを目指しているが、私は違う。ホゲ殿とチュシン国をつくることだけが望みです。」
「私、ヨン・ガリョは大神官の地位などいつでも…。」といいかけるが、キハはそれをさえぎり、
「もとは私の物だった神物をとりもどさねば。そして青龍の神物をホゲ殿にさしあげますが…。」
といい、
手伝ってもらえますか?とヨン・ガリョに協力を依頼する。
ヨン・ガリョは、神物を盗め、と言っている大胆なキハを驚いて見つめる。


とある街の橋の上。
まだ、ずっとスジニが通りかかるのを待っているようすのチョロ。
浮浪児ふたりが近づく。


ヨン・ガリョ邸。
キハ、ヨン・ガリョ邸を去ろうとしているが、最後に
「(神物の奪取を)急がせるつもりはないが、ずっと待ち続ける余裕はありません。」
とヨン・ガリョに言う。
ヨン・ガリョはキハに、
「ひとつだけお聞きしたい…あなたにとってわが息子のホゲはどういう存在なのか?」
キハは上着の前をあけてふくらんだ腹をみせて、
「…これが答えになりますか。」と静かに言う。
ヨン・ガリョ、言葉を失うほどおどろく。
信じられない!これまでは私もキハに同情する気持ちもあったけど、ここまでするとは思わなかった、タムトクの子どもをホゲの子どもだと騙すなんて…あまりにも悪辣! 
ヨン・ガリョはこのときタムトクがチュシン王であることを納得しはじめていて、たぶんホゲを説得してチュシン王にはなれないとあきらめさせることも考えていたと思うのに。
こどもまでできては、キハもホゲも決してチュシン王になることをあきらめないだろうと思って、ヨン・ガリョは絶望的になったことでしょう…。



ある町。

スジニを知っているらしい浮浪児ふたりが、
「アジョシ、スジニの友達だって?」
「だれにも言うなっていわれたじゃないか?」
「どうせ死ぬんだから大丈夫だよ。」
などと、もめながらも、チョロをスジニの居場所に案内している。
「何日も眠ったままで揺すっても起きないんだ。」と子どもが言う。
小屋の中で眠っているスジニを見つけたチョロ。
スジニをみつけたチョロ


眠っているスジニを抱いて連れだし、医者のところへ連れて来る。
「原因はわからないが、脈も微弱、息も絶え絶えで、長くもたないだろう。どうしようもない。」と医者がサジを投げている。

森の中にスジニを連れてきて落ち葉の上に寝かせるチョロ。
スジニは夢の中でセオの姿をみる。
少し目をあけたスジニ。チョロが声をかける。
「起きろよ。あのひとが、あなたを連れて帰れとおっしゃったんだ。」
落ち葉のなかの二人



タムトク王軍野営地。
キドハリのトゥッタイはじめカラキタイ、チルドゥス、クルグスタンの四部族の代表が来る。
四部族の幹部

何の話だ?とコ将軍。
そこに、直接聞こう、とタムトクが出てくる。
部族の訪問をうける


キッタイの長・アッティラと四部族の長からの伝言だといい、
「今日の正午、こちらの指定する場所で会おう。王につく従者は七人と七頭の馬に限る。」
怒るフッケが「王にむかって条件なんぞ?!」と刀を抜こうとしたとき、
「七人のうちひとりは私だろ?」とチュムチがあらわれる。

待っていたチュムチが来たので喜ぶタムトク。
ラストシーン


to be continued・・・

………………………………………………………………………………

ヨン・ガリョのことですが…
同じ父親でも、タムトク王の父の先王のほうは、どうも好きになれなかった。
息子がチュシン王になるまでの「つなぎ」の王だと、自分のことを最初から決めつけて、王として何をすべきかを考える努力もしてないようにみえて…政争で罠にはめられても無為無策に見えたし。

それに較べると、ヨン・ガリョはファチョンと組んだのは失敗だったけど、それもきっかけは、タムトクの父である先王が17年間も黙っていたあげくに、突然、後出しジャンケンみたいに、自分の息子がチュシン王になる王だと言い出したのに憤激したから。無理ないわ~。
ヨン・ガリョは賢明な人なのに、息子のためには自分では愚かとわかっている選択もあえてする情の人でもある…そういう多面的な性格がすごくよくでてました。
だから、悪に手を染めたことにさえ共感できるようなキャラで、悪役なのになぜか好きでした。

でもこのひとも、ホゲ同様、悲劇的な運命が待っていそうで、悲しい…。

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Comment

そうなんですよね~

先日、地上波で3話を見て、「ヤン王ってなに?自分じゃなにもしないで、すべて息子にやらせておいて(ま、毒殺されかかってっちゃ、できないかもしれませんが・・・)タムドクを次の王にするために地盤を固める努力もしない。妹のホゲママのほうがなりふり構わずホゲのために行動している分、好感が持てました。
戦争をしても負けばっかりだったようなので、無能扱いされているんでしょうかね。
ヨン・ガリョさん、タムドクの力量を見直した感じだったけど、キハがあんなことを言い出したから、どうなっちゃうんでしょう?
心配です。

キハの意図は?

孤立無援になってお腹の子を守るための苦肉の策?先に絶望から死にきれなかった時から天の力によらぬ王をつくることを誓っていたから、その延長?ともあれ、昨夜は契丹数ヶ所・クンネ城内数ヶ所・某町・森、それに回想シーンと、あちこちに飛び散った場の変化と音楽多用で、初めてかなり長く感じました。タムドクに注ぐコ将軍の目と心が印象的でしたし、チュロのスジニへの愛も。兵士と一緒にご飯を食べるヨンジュンは、やっぱり食べ方が美しい! ホゲは頬がげっそりしましたね(*_*)

ヤン王は…

何もしないことが最大の策だったのでは?
「目立たぬようにしてチュシン王を守る」という大神官からの啓示はタムドクだけでなく自分にもあてはまることだったんじゃないかなと。
タムドクを守るためには自分が死んではいけないのに、何もしなくても毒殺されかけているくらいだから、これがタムドクを次期王にするための策など講じようものならあの執念深いホゲ母が何をしでかすか。
無能な自分ならばむしろ何もせずに王の座に就いていることが唯一タムドクを守る方法だったんだと思います。
それが分かるのが3話の王家より大きいヨン家の力の構図だったと思います。

キハ…、もう行くとこまでいっちゃいましたね。同情も出来なくなっちゃう。やめて~~。
なんというか、話すタイミングはいくらでもあったのに…キハもタムドクも腹立たしいわ!
これでスジニを好きになっちゃうんでしょ?ほんとに嫌だわ。

戦略勝ち

モモさん.
ちまたでは,タムドク王の父ということで,ヤン王も人気があるようですが….
私は例の毒殺未遂のときも「9才の息子じゃなくて自分でなんとかせんかい!」と毒づいてました.v-12

ヨンガリョがずっとタムドクを軽くみていたのは,ヤン王の戦略勝ち,ではあるんでしょうが.
なんかいまいち卑怯なカンジ・・v-12

よくわからなかった

しゅんさん.
コメントを拝見して,おもいだしたのですが,この回あたりでは,タムドクがコランをどうしようとしてるのか,ホゲをどうしようとしてるのか,さっぱりわからなかったんです.コ将軍との会話も,コランでなにをするのかわからなかったのでいまいちピンとこなかったし.
ホゲと共存する道を探すのか,と思ってたのですが..

負けるが勝ち

じゅんさん.
>何もしないことが最大の策…
そうでしょうね~実力では完全にヨン家>王家だったようなので.
結果として,自分は死んだけれど,タムドクがキハと別れて,チュシン王になって…すべて自分の思い通りになったのだから本望でしょうね.

天がえらんだ王に歯向かうことになってしまったヨン家,悪あがきでしかないんですが,私はどうしてもそっち(ホゲだけでなくヨン夫妻にも)肩入れしたくなります.v-391

ヨン夫人はパラノイア

ヨン夫人はパラノイア
 komachiさん、ヨン夫人は一種の偏執狂ですよ。自分の息子を王にしたい一心で、それが天から課せられた自分の義務だと思いこむあたり、もう普通じゃありません。この種の母親は今時、日本にもあちこちにいるのでは?息子の栄達を願うばかりに何も見えなくなって、時には殺人にまで及ぶ。罪の意識など全然無いような。
 ヨン・ガリョは普通の人だったんでしょうが、妻に引きずられて道を誤りましたね。

 ところで、高句麗のケル部族長の家は初代王妃ソソノの実家ですね。ソソノは自分の生んだ息子を連れて高句麗を出て百済を築くことになりますが、ヨン家はケルにも残ったのでしょう。
 王を出した家系だから、徳川時代の御三家みたいなものでしょうか。王位を狙う気持ちは分かります。

 しかし、ヨン夫人自身はどうも精神異常だとしか思えません。美人だから見ていられるものの、おぞましい人です。肩入れなんて・・・・komachiさんも物好きな・・・。

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お願い

pattiさん。
まあ、物好きといわれればなにもいうことはありませんが。苦笑

ところで、二重投稿、今回はこちらで削除しましたが、
コメントはpwをいれておけば、「編集」で、いちいち管理人の手をわずらわさなくても自分で削除も変更も可能です。
以後はそういうふうにしてください。

濃い20話

komachiさん、こんばんは。
あ!そうなんですね!
なんだか目からうろこです。
ガリョ、あそこまでカムドンの説明を聞き、タムドクは自分を信頼してくれてる・・
なのに、なぜ?ホゲにあんな伝令を?と思ってました。
これ、ガリョがタムドクの信頼を知る前にだした伝令だったのでしょうか。

>時間差

ここ、わからなかったです(^_^;
ずっと前に読んだはずなのに忘れてました。
キハ、酷いですよね、あんなウソをついて。ガリョも子供が出来たなんて驚いたと思います、私もびっくりだったし(笑)
タムドクとコ将軍の会話で、タムドクが本音をいうシーン好きです。
本当は怖かったのですね。
人間ぽさがよく出てて葬儀のシーンもタムドクらしさがありました。
この回も長く濃い内容でした。
残り4話だと思うと寂しいです。

難しかった

ルッカさん、あんにょん。
ヨンガリョ、結局タムドクの本質がわかったときには遅すぎた…という感じでしたね。
このコラン部族とのエピソード(この回と次回)はちょっとわかりにくくてあらすじを書くのも難しかったのを覚えてます。

タルビ、地上ではよくつまづいてころぶのに、馬なんか乗れるんだ!とびっくりしました。笑

クライマックスの22話ももうすぐですね~。

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【今夜放送!】『太王四神記』第20話 ストーリー&見どころ

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『太王四神記』第20話 あらすじ&見どころ

第20話 「それぞれの思惑」★『太王四神記』公式サイトはコチラ★ ?●あらすじ●ホゲは、タムドクが自分たちを反乱軍とみなそうとしていると知り、憤る。パソンとタルビを助け出したチュムチを見つけたホゲは、彼を始末しようとするが、それに気づいたチュムチはパソン...
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★★ 「秘密の森」が終わってしまい、このあとはイ・ヨニの「再会した世界」を見るつもりです。わりあい評判が良さそうなので。 ★★ ★♪ここへのコメントのかたはこちらをクリック♪

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