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『カインとアベル』 20話(最終話) あらすじレビュー

2009.04.27 18:16|カインとアベル
カインとアベル、たてのポスター

最終話のあらすじを先にアップします。
感想はまた後日…。


前話のラスト。

チョインへの贖罪の気持ちから、チョインに手術をしてもらい生きるも死ぬもその手にまかせる、と言うソヌに対して、「手術などしないで、あんたが後悔しながらゆっくり死んでいくの見守るのさ。」と冷たく言うチョイン。

最終話


屋上にいるチョイン。

屋上のチョイン
ヨンジはチョインを探しているが、院長の部屋にもいない。
チョインの行方を院長に聞くが、院長は指でパソコンを指し、そこには長文が書かれているのをみてヨンジがおどろく。


救急室では、ソヌの緊急手術のため神経外科のチーフ(カン医師)を呼び出しているが、容態は悪化しており間に合わない恐れもある。
ソヨンがヒョンジュに、
「チョインは?ソヌ兄さんはチョインでなけでば手術を受けないと言ってたんです!」と不安な声で言う。
(チョインはさっきのヒョンジュのコールにも答えなかったので)
ヒョンジュは、とにかく手術室を準備して方法を考えよう、と答える。


副院長が廊下をふらふらと歩いている。
ソヌが倒れる前に自分に言ったことを思い出している。
回想……
「僕の手術はチョインにしてもらいます。チョインでなければ手術は受けません。」とソヌ。
驚愕する副院長は、
「チョインがあなたに何をするかわからないのよ?!
チョインはもう以前のチョインとは違うのよ。」と母。
「チョインが僕を死なせたいなら死ななくては。」ソヌの意思は固い。
母とソヌ 

「すべて私のせいで起きたことなのに、なんであなたが死ぬの?!
罰をうけるとしてもまず生きなきゃ!!死ぬなら母さんが死ななくては。」
必死に説得する母だが、ソヌは、
「このことだけは僕のおもいどおりにさせてください。すみません。」と穏やかに言う。
母はソヌの手をとって泣き崩れる。………

ソヌの言葉をおもいだし泣きながら歩いている副院長。



屋上のチョインに、電話がかかるがチョインは出ようとしない。(たぶん副院長から)
しかしヨンジからの電話には出る。
ヨンジはチョインがどこにいるか、と聞くが、チョインは誰にも会いたくない、と答える。
しかし、院長からの伝言でわたしたいものがある、と言うので、しかたなく、屋上にいる、とヨンジに教える。

ヨンジが屋上に向かおうとするが、そこに副院長がふらふらとはいってきて、ヨンジにチョインの所在を尋ねる。
ヨンジは、はじめはチョインの意思を尊重して、居場所を知らない、と答えて去ろうとしたが、副院長が院長のベッドの横にひざまずき、
「ソヌが…チョインの手術しか受けないって……どうかチョインを説得して…ソヌを助けてください…ソヌを…」と懇願しているのをきき、ヨンジは立ち止まる。


そのころソヌは、ヒョンジュらによって手術室に運ばれている。
心配そうに見送るソヨン。

屋上。
「イ・チョイン先生…」
声をかけられチョインがふりむくと、そこには母がいる。
いきなりチョインの前にひざまずく。
「何をしてるんですか?!」チョインの驚き。
「チョイン、…全て私の罪なの。
私の欲のせいでふたりがこんなふうになってしまったの。
(チョインに這ってちかずき、彼のズボンのすそを握り)
だから、ソヌを助けて…!
助けてくれたら、なんでもあなたのいうとおりにするわ。
私のしたことを世間に公表するし、望むなら監獄にも行って死ぬまでいてもいい、死刑になってもいい。だから、お願い、助けて!」
母の願い

屋上の陰からヨンジがこのようすをみているが、副院長の姿をみていられず顔を背ける。

チョイン、
「…手術しても死ぬことをご存じないんですか?」
「…ええ、死ぬかもしれない…でも、一日でも顔をみられるわ…
死んでいくあの子に声をかけて見送れる…このままでは別れのことばもかけられずに逝ってしまうわ…
助けて……兄さんを助けて、お願い…!」
号泣する母をみおろすチョイン。
「兄さん?僕には兄さんなんていない…彼のところに行って、死ぬように言ってください。」
去っていくチョイン。
慟哭する母。
ソヌの助命をこんなに必死に頼むなんて…同じ口でチョインの死を願ってたのに…


手術室では、どんどん腫れがひどくなっているのに執刀医を待って時間をむだにしている、とジングンが焦る。
時間との競争に迷うヒョンジュだが、
「もうチョインは来ないつもりらしいわ、開頭をはじめましょう。」と
ナム医師に指示。




チョインは庭のベンチに座っている。
ヨンジが近づくが、チョインのようすに声をかけずに行こうとする。
そんなヨンジにチョインが声をかける。
「ヨンジさんもそう思いますか?
たったひとりの兄の手術をしないなんて酷いやつだと。」
ヨンジは、
「そうは思いません。
手術をするよりしないほうがもっと辛いあなたの気持ちがよくわかります。
でも、中国で、よく知らない脱北者の手術をしてくれて、。手当の方法の手紙まで書いてくれた先生でしょう?
(これまでのいきさつをはなれて)先生は医師で、お兄さんではなく、ただ先生の手術をうけたい患者と思えないですか?」
しかし、チョインは頑なな表情で、
「これだけは、自分の意思にしたがいます。」と言う。

ヨンジの気持ち

ヨンジはそれ以上はなにもいわず、
「ええ、先生の思い通りにされてください。
…お父様のお手紙です。」といって手紙をわたして去っていく。


手術室のまえで、副院長とソヨンが落ち着かなく執刀医を待っている。
そこにカン医師が到着。
手術の準備にはいろうとするが、実際に手術室にはいってきたのはチョイン!


そのころ院長のベッドのよこにいるヨンジは、チョインからのメールをうけとる。
「これから手術室に入ります。」
喜んでそのことを院長に教えるヨンジ。

手術室からでてきたカン医師をみて、おどろく副院長ら。
カン医師は、チョインが手術室にはいったことを伝える。
副院長は驚く。


手術室内。
チョインは、まず浮腫による圧迫をとりのぞいたあと腫瘍摘出をする、と手術方針を伝える。

バイタルチェックで、ジングンから容態が不安定で急がないといけない、と聞いたあと、メスをうけとり切開をはじめる。
頭蓋骨をはずし、脳を圧迫している浮腫を除き、マイクロスコープをつかい腫瘍摘出手術にとりかかる。
腫瘍の位置を確認、レンズをのぞきながら摘出をはじめる。
途中でナム医師が、後方に変性組織が残っている、と指摘するが、チョインはそれには従わず、継続する。

手紙の回送

チョインの回想…

「俺を生かすも殺すもお前が決めろ。」ソヌのことば。
「後悔しながらゆっくり死んでいくの見守るよ。」という自分のことば。

チョインの心の声…「イ・ソヌ、あんたの望み通りになりそうだ…。」


ナム医師は、なにかいいたげに麻酔医師ジングンをみる。

チョインは、手をとめて、さっきもらった院長からの手紙の文面を思い出している。

『チョイン、以前父さんが、救急医学センターがおまえの運命だ、と言ったことを覚えてるか?
…おまえはそういう運命を持ってうまれてきた子どもだったのだ。
私の親友でありおまえの実の両親…
30年前、彼らは事故で救急室に運ばれ、週末だったので、私とインターンしかおらず、おまえの父親はインターンの心肺蘇生中に死亡、
母親は私が手術をしようとしたが、脳出血と胎盤剥離の大量出血で、33週の胎児をのこして死亡してしまった。
私は神経外科では我が国最高の権威だと自負してたのに、まったく無力だったんだ。
私を信じてくれたおまえの両親のことを思うと胸がはりさけそうだった。

だからどうしても救急医学センターをつくり、そしてそれをまかせられるのはおまえしかいない。
そうすることでしか、愛する友を逝かせてしまったこの父が赦される道はなかったんだ。

そのせいで、ソヌには消せない傷を負わせてしまったんだ。
父が与えられなかった愛情を、弟のおまえが兄さんにかけてもらえないだろうか?おまえたちはふたつとない愛でむすばれた兄弟なんだから。
父さんの意思を受け入れてくれるだろう…?』

さっきこの手紙をベンチで読み終えたチョインは、涙を流していた…。


手術室のチョイン。
とめていた手術の手を動かすチョイン。
…すみません、父さん、はじめて父さんの願いに背くかもしれません…


摘出を終え、手術終了を告げ、あとの処置をナム医師に頼み、手術室をでていく。

ジングンはさっきのナム医師のめくばせが何だったか?と尋ねる。
ジングンの不安

「腫瘍の後方縁をのこしていたんです。
ソヌ先生だったら完全に除去したはずです。」
「腫瘍の疑いのある一部をのこしてたという意味か?」とおどろくジングン。

ナム医師に、術後の状態をみてみよう、といい、黙っているように、という仕草をする。

廊下でソヨンと待っていた副院長が、ナム医師に、不安そうに手術の結果を尋ねると、ナム医師は一瞬躊躇したが、うまくいった、と返事する。
「いつ目がさめますか?!」と不安げな副院長に、ジングンは、患者によりけりなので、とだけいい、ナム医師に、CTを撮って集中治療室に移すように、と指示する。


ナム医師の懸念や、チョイン自身が『父さんの意思に沿えないかも知れない…』と言ってたので、不安な感じ。まさか故意に手術を失敗させたりはしてないと思うけど。


ジングンのようすから、ヒョンジュが、手術室でなにかあったと懸念をもつが、ジングンは否定。

チョインはロッカーの床に座り込み、じっと微動だにしない…。



何時間かが経過。ジングンが急いでヒョンジュのところにいき、ソヌが意識をとりもどした、と連絡。
ヒョンジュは、
「ああ~よかった。手術でなにか問題があったか、と心配してたのよ。」と言うと、ジングンは、
「問題はあったことはあったんだよ。」と、ヒョンジュになにか耳打ちする。
たぶんチョインが腫瘍を取りきらなかったというナム医師の話を伝えたらしい。
「ほんと?!」とおどろくヒョンジュ。
そこに後ろからチョインが来ていたのに気付き、ジングンはあわててその場をはなれる。


ソヌは、めをさまし、カン医師が瞳孔をみたりしてソヌの状態を調べているが、ソヌは無反応。
声も聞こえていないようす。
植物人間状態のソヌに、ショックをうける副院長。
カン医師は、手術は成功したし、術後のCTや検査結果からみても、どうして話せず運動機能が低下したのかわからない、と困惑している。
「ソヌは、今後一生、このままなの?!」とつめよる副院長。
ナム医師、突然
「イチョイン先生の手術の方法に問題があったんじゃないですか?!」と発言。
しかしカン医師は、どこまで腫瘍を切除するかは執刀医の判断だ、とナム医師をたしなめ、あらためて副院長に、チョインの手術には問題はなかった、という自分の判断を告げ、
さらにファンクショナルMRI検査をしてみる、と言う。
カン医師は、チョインをかばう理由はないので、客観的には、彼のいうとおりチョインの手術には問題はなかったんでしょうね。ナム医師のほうは、脳医学センターをつぶしたチョインに悪感情をもってるし、ソヌの腫瘍をとりきる手法とくらべてチョインの手術方法が違うので、こんなことをいいだしたんだろうけど。

しかし、副院長は、冷静な判断ができない状態なので、チョインがわざとソヌを植物状態にさせた、と思いこんだらしい。

ソヌが検査に連れていかれたあと、副院長は
「あと二年しか生きられないというのに、見たいものも見えず聞こえず、生きていくなんて…可哀想なソヌ…。…もう終わりよ…」と、絶望する。
ソヨンはまだ結果がわからないのだから、と必死になぐさめようとする。

検査結果をみにいこうとしたソヨンを、ヨンジがよびとめ、院長からのソヌあての手紙を言付ける。


車いすで移動しているソヌ。
術後のソヌ

廊下で、チョインと遭遇。チョインは疲労困憊のようす。
カン医師が、
「ごらんのような状態なので、これからMRIをとりにいくのですが、執刀医として、なにか助言がありませんか?」と尋ねるが、
チョインは、「イ・ソヌが望んだ手術なんで、本人がよくわかってるでしょう。」と無表情に言う。
無表情なチョイン

去っていくチョインをほんの一瞬目で追うソヌ。
完全な植物状態ではないらしい…!


副院長はうちのめされたようすで院長のベッドのそばに腰掛ける。
「ソヌが目をさましたの、でも、あなたのときのように、手足も動かせないのよ。
チョイン、あの子が手術をしたの。
…そうよ、チョインだって人間だもの、私が憎いんだもの、私からなにか奪おうと思って当然だわ。
…私がチョインから親を奪って苦痛を与えたように、チョインだって私からソヌを奪いたいでしょう。」
副院長はチョインがわざとソヌを植物状態にした、と思いこんでる…。
でも、もうチョインを非難する気持ちはなくなってるわね、さすがに。


院長は動く手で、妻の手を握る。
「私もあの子があなたの子どもじゃないことはわかってたわ。
だからあの子の親をあんなふうにしちゃだめだって頭ではわかってたのに。わかっててあんなことを。
チョインをみるたびに自分の罪をおもいだして、チョインに知られるのが怖くて、逃げ出したくて、だからチョインがもっと憎くなって…。」
…だから、子どものころからチョインを無視してきた、ということね。自分が殺した人間の子どもといっしょに暮らすなんて精神的に壊れてもおかしくないでしょう。
院長の息子だと思いこんで自分のやったことを正当化しようとしてただけみたい。


「…チョインが知るまえに私が死んで償っていれば、ソヌがこんなふうにならなかったのに。」
と泣き崩れる母。

妻を痛ましそうにみながら、院長はパソコンに文章をうちはじめる。
『おまえ…自分を責めるな。
おまえをそういうふうにしたのはこの私だ。
誤解をとこうとせず、かえって深くしておまえを地獄におとしたのは全部私の罪だ。
それでも君は私の妻で、生涯愛してきたひとだ。
いっしょに許しを請おう。』
そして妻の頬に手をあてて慰めるような仕草をする。
母の号泣



ソヌの病室。
ソヨンが院長の手紙をとりだし、
「耳がきこえなくても心で聞いてね。」と言って代読する。

『息子のソヌへ。
チョインが来たとき、おまえがたった5才だということに、なんで気付いてやれなかったんだろう。
【僕を見て!僕も父さんの子どもだよ!】と死ぬほど言いたかっただろうに。
ソヌ、愛してるよ、と言うこともできたのに。
チョインは運命のような子どもだった。
父のかわりにチョインの救急医学センターを助けてやって、以前のように愛してやってくれ。
…どうしておまえを神経外科に替わらせたかわかるか?おまえなら私が実現できなかったことをやりどげてくれる、と思ったからだ。
おまえは私の一番の息子で、夢であり未来そのものだった。
今まで言えなかったけど、愛している、我が息子、ソヌよ。』

読み終えたソヨンが、泣きながら、ソヌの頭を胸に抱き寄せる。
ソヨン

そんなふたりの姿をドアの陰からみつめるチョイン。
チョイン、ひとすじの涙をながす。
ソヌも、手紙の内容が聞こえていたのだろうか、涙をこぼす。


チョインがふらふらと自室にもどると、ヨンジが荷物を整理している。
チョインが驚いて、どこかに行くのか?と尋ねると、ヨンジは、
「ちょっとチョンジュに行きます。店もほったらかしだし。」と答える。
チョインは不安そうに、
「いつもどるの?」と聞く。
ここには帰らない、というヨンジの言葉にショックをうけるチョインだが、ヨンジは、自分でもどるのではなくチョインが迎えに来てくれるように頼む。

「手術のあと先生の気持ちは落ち着かないようですね。
ソヌ先生への気持ちのこだわりを解いて、気持ちの整理ができたら、私を迎えにきてください。」
そう言って去ろうとするヨンジをそっと抱き寄せるチョイン。
「ヨンジさん、きっと迎えにいきます…。」
ヨンジとチョイン



1ヶ月後。
病院ロビーに理事会の決定が張り出される。
「ナ・ヘジュの副院長の職を返上し、副院長職が決まるまで○○理事がその職務を……」
と読み上げ、おどろくジングン。
ヒョンジュは理事会に欠席したが、副院長の強い意志だったらしい、と言う。

「これで病院も平和な時代になるな。」とジングン。
「ソヌ先生も療養所にうつったし、ほんとに終わった気がするわ。」とヒョンジュ。
「終わるのは病院じゃなくて先生の人生でしょうが?このまま歳をとってどうするんですか?」といいながらジングンは指輪の箱をだし、ちらっと中身を見せる。
ジングンペア

「あんた、プロポーズのつもり?」といいながら、ヒョンジュは指輪をかっさらって逃げていく。
おいかけるジングン。

副院長は部屋で身辺整理。
ソヌの写真を荷物に入れる。
そこにチョインが飛び込んでくる。
「なにをしてるんですか?こうやって罪をつぐなうつもりなんですか?」と非難。
「こんなことであなたの親を殺した罪をつぐなうことになるわけがないわ。
…ごめんなさい、チョイン…わたしも女だったから、あんなことをしたの。自分の愛する人がほかの女性に奪われる、とおもって、嫉妬で目がくらんだどうしようもない女だったから。
…チョイン、二ヶ月後なのか二年後なのかわからないけど、…いつかきっと罪を償うわ。
ごめんなんさい。」と母が涙を流す。
謝罪
二年後、というのはたぶんソヌが亡くなったとき、という意味なんでしょう。

チョイン、言うべき言葉もみつからず、呆然と部屋を出て行く。

母の心の呼びかけ…
「チョイン、そのときには私を母さんと呼んでくれる?私があなたを息子と呼べるようになったら。」

「僕も母さん、と呼びたいです。でもいまは無理です。
いつか、母さんと呼べるようになるでしょうか…。」チョインはソファにすわり、号泣する。
チョインの号泣



チョンジュ。
店で、ジノがジャンパーを試着している。
バイクにのっても風をとおさない、とジノが気に入るが、ヨンジはその値段が高いのに驚く。
しかし結局ジノにそれを買ってあげる。
ジノはヨンジに化粧品を買ってあげようとするが、浪費しないで貯金をするようにと叱責される。

ジノのバイクの後ろに乗って、ガンホと自転車の二人乗りをした道を走りながら、ヨンジはチョインのことを考えている。
…先生、もう一ヶ月になるのに、まだ(気持ちの整理が)おわりませんか…


そのときジノの携帯に電話がはいり、配達がはいったから、とヨンジをむりやりおろす。
「ここはバスも通らないのよ?!」とヨンジが叫ぶが、
「楽しい時間をすごせよ!」と言って、さっさとバイクで走り去ってしまう。
しかたなく歩きだそうとしたヨンジ、はなれたところにチョインが立っているのに気付く。

配達に使っていた自転車をとめ、ガンホのときのような服装のチョイン。
「先生…イ・チョイン先生!イ・チョイン先生にまちがいないですか?!」と叫ぶヨンジ。

まる

チョインは、上海で船にのって去るときに、ヨンジに向かってしたように、頭のうえで、腕で大きく○をつくる。
明るい笑顔を浮かべて。

ヨンジはかけよってチョインの胸にとびこむ。
ヨンジがつま先だちになってキス。
キス

うふふ、「ヨンジや~~~、あんたもかいっっ?!」byウンチェ


自転車のふたりのりをするヨンジとチョイン。
「ぼくたち、いつかはチョンジュに行って住みましょうか?チョンジュにいたときが一番幸せだったから。」
「チョンジュでも、ソウルでも、先生といっしょなら幸せです。」


ふたりが、ガンチョルの墓の前にくる。
ガンチョルの墓

ふたりは交互にガンチョルに語りかける。
「僕の恋人です。
ヨンジさんと結婚しようと思って、挨拶にきたんです。僕たちお似合いですか?」
「兄さん、紹介したいと思ってたのはこのひとです。このひとといっしょにいてもいいでしょう?」

チョインは、
「(ヨンジとの結婚は)ガンチョル兄さんとの約束を守るためじゃないんです。
ヨンジさんをとても愛するようになったからなんです。」とガンチョルに語りかける。


そのあとチョインは行き先を告げずに車を走らせる。
「ついたらわかるよ。」とだけヨンジに言う。


ソヌの療養先らしい、大きな湖のそば。
車いすのソヌのそばにたつチョイン。
ふたりを背後から見守っているのはヨンジとソヨン。
元気でしたか?ときかれたソヨン、
「元気にしてましたよ。あのひとといままでできなかったデートができて、赦されるならもう少しこういう時間がつづけばいいとおもってます。」と穏やかに答える。


チョイン、まっすぐ前をみたまま、
「イソヌ、そこの監獄にうんざりしてないか?
…僕への罪悪感から自分でつくった監獄だったら、もうでてこいよ。
ほんとうに赦せないのがなにかわかるか?
僕たちが一番美しかった時に二度と、戻れなくしてしまったことだ。
死ぬほどあのころに戻りたいのに、二度と戻れないじゃないか。」

ほんのすこしソヌの表情に変化があらわれる。

「僕が世界で一番好きだった兄さんに会えなくしてしまっただろ。
ソヌ兄さん、あのころには戻れなくても…もう戻ってこい。」
ソヌは、涙を浮かべている。

「そこは孤独で、寒いだろ…?」
泣いているソヌの肩に手をおくチョイン。
嗚咽しながらチョインの手に自分の手をかさねるソヌ。
ソヌの号泣


結局ソヌは、チョインへの罪悪感から、みずから植物状態に陥ったかのように外界と接触をたつことにしていた、ということなんでしょうね。
もちろん執刀医だったチョインは手術が成功したので、ソヌが本当は植物状態でないこともわかっていたけど、この1ヶ月の間は自分の気持ちを整理できなくてソヌを赦そうとしなかったのでは…。




チョインラスト



チョインのモノローグ…
背景には、ソヌとソヨン、チョインとヨンジが、お互いに寄り添っている姿がある。
シルエット


人は記憶とともに生きている。

ある記憶は探してみつかればいいし、
ある記憶は消そうと思っても消せない。
人が生きるのは、忘れられない記憶をつくらないために、記憶とともに苦しい道のりを行くということだとは知らなかった。

身近な人につけられた傷はいっそう深くなって、長い間消すことができない。
消せない傷の記憶は、人によってしか癒やされない。
誰もが美しく幸せな記憶とともに生きたいと思うだろう。

人は人によってしか救われないのだ。


……完………

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Comment

嵌りました

komachiさん、こんにちわ。
面白かったです!内容が濃かったですね。
色々と、突っ込み部分もありだけど(^^;;)
ドラマ的にはぐいぐいと引きずり込まれる感じ、夢中で見れました。
冷静にみると~韓国ドラマらしい母親の副院長でした。院長の手紙で何か,重大なことがわかるかと思ったら~そうでもなくて(笑)

ただやっぱり、チョインは計画的にソヌの手術だったんですね。ナム医師の指摘もスルーだったし。あれが問題にならないのか?と、気になりました。
腫瘍切除は、執刀医の判断!って流れだったんですね、詳しい説明でわかりました。いまいち、把握できなくて^^;

あ~なるほど、二年後に罪を償う~と、副院長はソヌが亡くなった後……って意味だったんですね。なぜ、二年後なのかこれも、理解できませんでした(>_<)
ヨンジのつま先だちキス、可愛かったですね~^^♪
動画視聴だったので~なんとなく理解できたものの、詳細は理解できず。
詳しいレビューありがとうございます。
かなりハラハラ、ドキドキと驚きながら楽しめました(^^ゞ
前半、砂漠などスケールの大きいドラマでしたね。ガンホとチョインの記憶の辺りはもどかしくもあり、ソヌ役のシン・ヒョンジュン!最後はやさしいオッパに戻ってくれてよかった~(笑)

迫力がありました!

ルッカさん,あんにょん.

>院長の手紙で何か,重大なことがわかるかと思ったら…
そうそう!
私はそこにすっっごく期待してたので肩すかしでした.>_<
なにかどんでん返しがあるのかと思ってたので…だから終盤がものたりなかったです.

>腫瘍切除は、執刀医の判断!…
専門用語が多くて手術のシーンはわかりにくかったですよね~.
チョインはわざと手術を失敗するようのな医師ではないけど,モノローグが意味深だったし,どっちかわからないまま,話が進んでいきました.

母にはやっぱりちゃんと警察にいくなりけじめをつけてほしかったんですけど…

>前半、砂漠などスケールの大きいドラマでしたね…
初回のあのシーンが強烈で,ドラマらしからぬ迫力でした!

ヨンジとチョインのペアが可愛くてよかったです.^^

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