映画・初恋のアルバム ~人魚姫のいた島

2006.12.09 05:50|韓国映画
「初恋のアルバム ~人魚姫のいた島 ~」(2004年)チョン・ドヨン主演、を少し前にDVDでみました。

poster

郵便局につとめるナヨンの父母は、長年の生活苦で不和がつづいていて、
母は生活力のない夫をずっと罵倒しつづけています。
そんな家庭や両親に心底嫌気がさしている娘が、父の病気を契機に、
若かりし日の父母の想い出の地、済州島 牛島へいき、タイムスリップして、
当時の両親の恋を目撃することになって…というストーリー。

実は、これまで、チョン・ドヨンはとくに好きな女優というわけではなかったのですが、「プラハの恋人」をみていて演技が上手だなと思うことが多くて、彼女の映画をみたくなったのです。

この映画でも、彼女は素晴らしい。
娘と母の若い頃の二役という難しい役柄を、さすがの演技力でこなしています。
娘


とくに母の若い頃(無学だけど純朴で明るい海女)を演ずるときは、ほんとに生き生きしていて、
郵便局員(パク・ヘイル)に憧れる心情が、みているほうにストレートに伝わってきます。
海女

〒屋さん

パク・ヘイルもクセのある不気味なところ(笑)はまったく見せず、
無学な娘に文字を教えてあげる優しい青年役がぴったりです。


現在の母を演ずるのが大女優、コ・ドゥシム、貫禄あります。
ヒョンビンくん主演の最新ドラマ「雪の女王」で、彼の母親役で、
これも、やはり生活感バリバリのオモニの役柄を演じていますね。
母


↓こんなひとも娘の恋人役で出ています。
「千年の愛」でインチョル(ジソプ)の友人のデザイナー(ヒョク)を演じたイ・ソンギュン
特別個性的な人じゃないのですが、声がすごくいいのでよく覚えていました。
娘の恋人



舞台となる済州島の自然も美しい。
そこの素朴な村人たち。
とくに島にはじめてバスが来て村人みんなで記念写真をとるシーンをみたとき、
どういうわけか、同じく島(シチリア)が舞台の「ニューシネマパラダイス」を思い出しました。
本土から離れている「島」独特の雰囲気が共通しているのかもしれません。
ストーリーも国も全然ちがうのに…。
この写真のシーンは、映画のラストシーンにつながるキーとなるシーンでした。
集合写真


そして、若き日の父と母が自転車で島のなかを走るシーンをみていると、自分も風をうけているような気持ちになるくらい、とても印象的でした。



この映画を見終わると…、

「若い頃、どんなに純粋で美しい恋をしたふたりでも、
歳月と生活でこんなにも悲惨に色あせてしまうのだ。」とも思えるし、

「老いてどんなに惨めになっても、青春の頃の輝くような一瞬の想い出があれば幸せな人生だったといえるかもしれない」とも思えるんです。

若い人がみるとやっぱり前者だと思ってしまうかな。。
☆☆☆☆

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Comment

こんにちは
海女のシーンは苦労したらしいのですが登場シーンが短くて気の毒です。
イルマーレと一緒の牛島ですが昔風で雰囲気が違ってますね。
愛情が色あせていくのをまざまざと見せられてしまいました。

牛島

SOPHILさん、こんにちは。
済州島ではなかったんですね、牛島というのは初めて聞きました。
いま検索したら、チャングムの最終回も撮影されたと載っていました。あまりよく覚えてませんが、洞窟みたいなシーンのことかしらん?

この映画でも、きれいな海ですが、海女のもぐるシーンを演じるのは、大変だったでしょうね。

ドヨンさんいいよねー

こんにちは
ドヨンさん、はじめて見たのがヨン様の映画だったの。あれはあれでよかったけどその後見た星を射るでさらに好きな数少ない女優さんになりました。
お母さんの若い頃、とってもいいですよね。二人のシーンも違和感なく見られて、すごい!と思いました。
バスでの記念写真は、ほのぼのしてていいですよね。
あと字が書けないから、わざと手を濡らして書いてもらうとこかわいいです。

ドヨンさん。

木蓮さん、こんばんは!
私もチョン・ドヨンを最初にみたのはスキャンダルで、そのときは断然ミスク派でした。どうもドヨンさんのおでこの目立つ顔がいまいち…で。。
でも「星を射る」で依頼心の強い女性が年下の男の子と恋してだんだんかわっていくのをすごく上手く演じていて、上手いな~と感心。
さらにいま見てる「プラハの恋人」でも表情演技がほんとに上手い!だんだん好きになってきました。^^
>わざと手を濡らして…
そうそう、素朴な海女さんの雰囲気、ほんとによくでてると思いました。上手いわ~ほんとに。

こんばんは
「チャングムの誓い」の最終回の洞窟は済州島の南西にある
松岳山(ソンアクサン)の陣地洞窟(チンジ洞窟)のはずです。
http://www.asahi.com/international/seoul/TKY200609260078.html
洞窟の向こうに兄弟島も見えていました。

「ラビンユー」、「夏の香り」で二人で行った島や「連理の枝」のあの樹が牛島なんです。
済州島の東の港からすぐにいける場所のようです。

ロケ地

sophilさん、情報ありがとうございます。牛島じゃなくて済州島の洞窟なんですね、チャングムの最後のシーン。
リンクのサイトをみせていただきました。下の写真の特攻機の格納庫ですが、宮崎空港のそばの広い空き地にもコレと似たものがいまだに残ってます(特攻出撃基地があったので。)

こんばんは~

やっぱり、これ、「愛情が時とともに薄れ、青春の輝きも色あせていく」っていうテーマだったのかしら?
なんか、すごくせつない話で、パク・ヘイル演じるお父さんが気の毒でした。お母さんももっと優しくしたかったんでしょうね。本当は・・・

モモさん、あんにょん。
なんかね~身につまされるところもなきにしもあらず。このオモニほど極端ではないけど…と、思いたい。v-12やっぱり年月っていうのは残酷ですね。
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