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映画・「王の男」

2007.01.15 18:40|韓国映画
13日から宮崎でも上映が始まった王の男を見ました。
日本語字幕で見るのははじめて。
大画面でチャンセンたちの芸や、コンギルを見られるとわくわくしながら見ました…
ポスター

今回はストーリーもわかってたし、コンギル(ジュンギ)に釘付けということもなくて
王・チャンセン・コンギル・ノクスの四人(↑写真左から)の心理を追いながら見られたので、やっと、この映画を堪能した気持ちです。
チャンセンたちの芸って、下ネタばっかりだということも今回はじめてわかりました。


チャンセン(カム・ウソン)と王(チョン・ジニョン)がすごく上手い!

稀代の悪政をおこなったいう燕山君(王)
家臣に諫言されただけで逆ギレをする弱さや幼稚さや恐怖心を表すチョン・ジニョンの演技は素晴らしかったです。
王

そんな王が、見た目も、だけれど、気持ちもきれいなコンギルに惹かれていき、ふたりの心がふれあったかにみえる指人形のシーン、美しかった…。

さらによかったのは、コンギルの芸人仲間のチャンセン
彼の反骨というか不羈というか、大胆すぎる行動がとにかくかっこよかったです。
チャンセンとコンギル

チャンセンとコンギルの関係を、イ・ジュンギが「同性愛ではなくて兄妹のような、同志愛のようなもの」とインタビュー(*)で語ってましたが、
コンギルをかばい、王に対峙するチャンセンをみていると、たしかにそんなふうに感じ取れました。同性愛っていう雰囲気はあまりしなかった。。

コンギル(イ・ジュンギは女形を演じているときの所作がほんとに女っぽくて、さらに、
彼の声は低くて男っぽい、いい声なのですが、その声で女形を演じるとなんとも色っぽくきこえるのが不思議です。

王の愛妾・ノクス役のカン・ソンヨンは、ちょっと童顔すぎないかな、と思ったのですが、下記の雑誌*の記事によると、ノクス(実在の人物)自身もわかく見える女性だったそうです。

印象的だったのは、京劇を模したような寸劇が夜に行われるシーン。。
芸人たちの隈取りのような化粧や衣装や照明の多彩な色が、この劇の不気味さと悲劇性をよくあらわれていました。
京劇


私がこの映画をつごう三回もみるほど好きな理由をつらつら考えてみたのですが…
やはりチャンセンが、強烈な反権力の行動を見せて、最後には人間の出来としては王よりも上だということを示しているところがいい。
しかもそれが、チャンセンの思想とか信条とかじゃなくて、純粋にコンギルを守るという動機からの行動というところがいいのです。
そして王ととりあいになるほどのコンギルの妖しい美しさが、この映画を動かすエネルギーになっているように思います。

多彩なキャラクター・ストーリー展開の面白さ・達者な空中芸や劇中劇・韓国らしい美しい衣装や装置などなど、いろんな魅力がつまっていてほんとに面白い映画です。

オススメ ★★★★★


空


………………………………………………………………

(注*)このイ・ジュンギのインタビューが載っていた雑誌がこちら↓
「もっと知りたい韓国CINEMA」

「王の男」の特集が掲載されてます。
チャンセン役、当初、チャン・ヒョクにキャスティングされたのが、彼の兵役問題でカム・ウソンに回ってきた、などの裏話も載っていました。

ほかに、韓国のドラマ制作者百人にアンケートをとった韓国映画のベスト30が掲載されています。
名作の寸評が読めるし、この本は、韓国映画初心者の私はとても重宝しました。
ちなみに順位は
一位「殺人の追憶」
二位「グエムル」
三位「八月のクリスマス」
四位「王の男」
五位「オールドボーイ」でした。

昨年、このうちの二本(「グエムル」と「王の男」)も劇場で見られたのはほんとにラッキーでした!!

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Comment

こんにちは
>チャンセンたちの芸って、下ネタ
そうなんです。
昔は特に芸術を庶民が見てくれるとも思えないので実際もそうだったのかもしれませんね。
「マイガール」でイ・ダヘさんがサウナで彼のことをオンニって言って茶化していたのは、きっと間接的にこの映画の宣伝をしていたのでしょうね。

「殺人の追憶」が一番というのは韓国ではまだ見つかっていない犯人がテーマなので当然かもしれません。
つい最近も韓国の同じ地域で女性の連続殺人事件が起きて、またその事件が再開したと騒いでますね。

殺人の追憶

SOPHILさん、こんにちは。
>イ・ダヘさんがサウナで彼のことをオンニって…
ありましたね、そういうシーン。
ちょうど時期的にも映画の公開の頃だったでしょうか。

「殺人の追憶」は、まだ韓国映画を意識して観るまえ、ずいぶん前に、評判が高いことを聞いて何気なく見たのですが、単なるサスペンス映画ではない、ヘビーさと後味の悪さに驚愕しました。
好きな映画とはいいにくいですけど、
いくつかの印象的なシーンやパクヘイルの不気味な雰囲気などをいまだに覚えておたりするので、
やはり名作なんでしょうね。

大画面のジュンギくんは

komachiさん あんにょん。

大画面で観るジュンギくんはいいでしょうね。
この映画劇場の大画面でみるとかなり見ごたえあるでしょうね。
いいなあ。
私が韓国へ行ったときジュンギくんのポスターだらけでした。

ジュンギく~ん

carolさん、あんにょん~。
マジャヨ!映画はどんな映画でもそうだけど、やっぱり映画館で見るのがベストですね~。
発見したのはコンギル(ジュンギ)は(あとのふたりに比べると)演技がすごく上手いとかじゃないのに惹きつける何かがあるのよね。

グエムルもよかったけど、いまはこっちが再びmyベスト1に浮上してます。^^

komachiさん あんにょん!
ふだん、韓国物は、映画よりドラマの方がおもしろい物が多いと思っているのですが、「王の男」は大当たりでした。ラストのジャンプシーン、2人の心の自由を表していて、ジーンとしました。

ラストが…

kamokoさん、おはようございます。
ほんとにあのラストの終わり方は秀逸でした。悲劇なのに、最後青空で突き抜けたような開放感がありました。^^

韓国映画では私は、ホラー系、暴力系、ヤクザ系は苦手で避けてるのですが、「王の男」や「グエムル」みたいな映画をみると底力がある~~っていう感じがしました。

お薦め~

komachiさん あんにょん
「王の男」、日本での評判があまりよくないような事聞きますが、私は好きです。
チャンセン(カム・ウソン)と王(チョン・ジニョン)、それぞれがよかったし、コンギルはイ・ジュンギ君じゃなくては物語が、成り立たないのではないかと思えました。(文句無く美しい)
でも、私の勝手な要望としては、もっとお芝居の時は、色っぽくてもよかったなーってことかしら?
ふだんのイ・ジュンギ君に色気を、感じてたんで期待しちゃいました(笑)
ネタバレしちゃうとイヤだから、何も情報仕入れず見たんでチャンセンとコンギルの関係が同性愛的な要素があるのか無いのかが見たときは、分からなかったです。コンギルがあんなに美しいとどうなのかな?ってどうしても思いますよね。ウソンさん、インタビューで原作ではそうだったと話してましたし。
それ以外見終わってあそこはどういう意味だったの?と悩む事も無く、すっきりで見てよかったと思えたんで私も☆5つつけてもいいです。

いい映画なのにね。。

木蓮さん、
「王の男」日本での興行成績、よくないのかしら?うーん、残念。。
>チャンセンとコンギルの関係…
はっきりと映画では描いていませんでしたね。
チャンセンにそういう嗜好があるようにみえなかったし。i-229
しいてあげればコンギルにふとんをかけてあげるシーン、くらいだったかな。
>悩む事も無く、…
私はひとつだけわからないことがあって、
王の側近だったひとが、チャンセンに「母の自殺事件の劇」をやらせたでしょう?あの意図がわからなかったわ。。あの事件の黒幕みたいな人(がいたとして)を失脚させたかったのかしらん@@?

お~!そうだったわ。

komachiさん
そういえば、確かに疑問だわね?
その側近の人って、チャンセンを一度逃がしてくれた人よね?もう記憶が怪しいけど、王の事を実は本当に考えてた人だった(他の家臣みたいにうわべじゃなく)と思うんです。
誰かに寝返れ(仲間になれみたいな)言われた時も断ってたでしょう。
だとしたらこのまま、気分で大臣たちを殺していったら国の為にならない。だから、この際周りが王の座から引き降ろすような方向に持って行くために仕組んだ、って言うのは私の勝手な解釈です。

思い通りにははこばないわよね~。

木蓮さん、おはようございます。
ふむふむ、なるほど!
あの側近の人も、この王をこのままにしていてはいかん、と思っていた、と。結局、この人がチャンセンたちを利用したわけね。逃がしてくれたこともあったのはこれ以上巻き込んだらいかん、と思ったのかしらん。
でも、他人を自分のはかりごとに使っても、結局自分の思い通りには動いてくれるとはかぎらないものね。
このひとにとっても、コンギルの存在(王の寵愛)は予想外だったのかもしれませんね。

魂の自由を求めた人々

komachiさん、おはようございますm(_ _)m。

私は同性愛というよりソウルメイトというか、本宮ひろ志さんの歴史マンガテイスト(?_?)?と思いながら観ていました(*^_^*)。
チャンセン達を王宮に連れて来た、王の重臣チョソン「チャングムの長官様と同じような制服=内侍様」かと思いますが、実の父親の判断で実母と離れ離れにされた王にとって実質上の父親的存在だったのでは?とか、最期は反乱を決意した重臣達の結束を強めるために、あのような最期を迎えてしまったのでしょうか(T_T)?と考えてしまいました。
反乱軍が門を破って突入して来た瞬間、現実世界の全てから解放されたかのように宙に浮いたチャンセンとコンギルの2人。
逃亡を促す側近を一顧だにせず手を振り払い、最期まで王と運命を共にする覚悟を訴え見守るような表情のノクス。

二組ともそれぞれが2人で一対・運命共同体という強い絆を感じました。

イジュニク監督

猫型人間さん、
>
> 私は同性愛というよりソウルメイトというか、本宮ひろ志さんの歴史マンガテイスト(?_?)?と思いながら観ていました(*^_^*)。

マンガはよく知らないのですが、私もチャンセンとコンギルは同性愛という感じはしなかったですね。

> 反乱軍が門を破って突入して来た瞬間、現実世界の全てから解放されたかのように宙に浮いたチャンセンとコンギルの2人。

このラストがほんとに秀逸でした。
大画面でみると一層よかったです。
めったに韓国映画を映画館でみるチャンスがないのに、これはソウルで一回、日本で一回観られたので、より印象が強いです。

このころはイ・ジュニク監督の作品だと意識しなかったけど、
このあと、監督の作品が好きになって、新作も待ってます~。

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王の男

王の男王の男(おうのおとこ)は2005年の大韓民国の映画作品である。あらすじ原作は現代のキム・テワン原作の舞台劇「爾」(イ,「汝」の意)。16世紀の李氏朝鮮の
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